「九条の会」勉強会に参加された読者様のご報告(付:「九条の会」と共産党)

2014.05.24 Saturday 02:43
くっくり



 と、私はなるべく自分の思想を抑え、私なりに公平だと思う感想を述べました。

 するとどうでしょう、見事にその場にいた全員の頭上に「?」がついているではありませんか。
 その反応を見て、私の頭の中も「?」になってしまいました。

 「皆さんは国連がどのような組織かはご存知ですよね?」

 と、私が恐る恐る訪ねてみますと、(何を今更・・・。)という顔をされた方が半分、未だ「?」の方が半分という感じでした。

 私が、国連を「国際連合」と訳しているのは日本だけである事、正式名は「連合国」である事、第2次世界大戦の勝者である常任理事国のみが「拒否権」という特権を持っている事、常任理事国とは「アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国」である事、そのいずれかの1ヶ国でも拒否権を発動させればどんなに素晴らしい国連決議案(例えば核兵器の使用の全面禁止や核兵器そのものの放棄)であっても吹き飛んでしまう事、といった保守側の人間であれば誰でも知っているであろう事について説明致しましたが、

 (んな事ぁ言われなくても知ってるよ。)といった顔をされている方が、一人もいなかったように見えました。
 素直に驚きでした。
 そうしたリアクションを見ている内に、一つの思いが込み上げてきました。

 (ここにいる人達は、この勉強会とテレビでしか勉強していないのだ。勉強する時間がないのか、経済的にインターネット環境を持てないのかは分からないが、とにかく勉強不足であることには違いない。何と無知で気の毒な人達だろうか。)

 そういう感情と共に、

 (ここに集まった方々は、議論する素地となる知識が無いのだから議論よりも、フェアな情報を提供する事と、それを元にした問いかけのみに徹しよう。)

 という決心をしました。

 そして、「議論の女性」が、

 「イラク戦争の時も米国の言いなりになって、そのときは小泉政権でしたけれども、自衛隊が派兵されて・・・。」
 と意見を述べ始められました。

 「派遣」ではなく、「派兵」という言葉を確かに使われました。
 (九条の会のオフィシャルホームページでも『派兵』と記されています。
 参考URL  https://www.9-jo.jp/appeal.html

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