「九条の会」勉強会に参加された読者様のご報告(付:「九条の会」と共産党)
2014.05.24 Saturday 02:43
くっくり
と、前置きした上で、「議論の女性」が内容を読み上げ始めました。
細かなタイプミスを含んだその内容は、手作り感に溢れており、所々の項目が空白で、(必要と判断されなかった部分なんだな。)と、容易に断定出来るものでありました。
そして、女性が読み上げていく中で、「わが国として取るべき具体的行動の事例」の、
「事例5・・・わが国領海で潜没航行する外国潜水艦が退去の要求に応じず徘徊を継続する場合の対応・・・その潜水艦が執拗に徘徊を継続する場合に、その事態が『武力攻撃事態』と認定されなければ現行の海上警備行動などの権限では自衛隊が実力を行使してその潜水艦を強制的に退去させることは認められていない。このような現状を放置してはならない。」
まで読んだ所で、読み上げるのを中断し、
「私はこの項目がどういった事なのか分からないので、どなたか解説をお願いできますか?」
私は、(そんな事も知らずに護憲活動をしているのか。)と、少し落胆しましたが、
「他国の軍艦が日本の領海を通行する事は、国際法上認められていますが、潜水艦の場合、ただ通行するだけならば姿を見せて通行すれば良いわけで、潜って姿を隠しながら通行すると言うことは、何かしらの軍事作戦も含めた意図を持っていることになります。」
と、なるべく簡潔に説明しました。
すると、驚くべきことに、「確かにNHKでもそう言ってました。」と発言した一人の高齢の男性を除いて、皆初耳であるかの様に頷いていたのです。
憲法9条を死守し、日本に戦争をさせまいと活動する彼らが、余りにも軍事に疎い事にわが目を疑い、所謂「お花畑脳」とはこういうことを指すのかと、愕然といたしました。
◇◇◇
その後も、懇談会の報告書の読み上げが続き、一通り読み終えますと、
「では、この内容についてご意見や感想のある方は?」
と、司会役の女性が、一同に聞かれましたので、
「私個人の感想ではありますが、この報告書には、『米国、国連』が氾濫していると思います。なぜ米国におもねった記述があるのでしょうか?わが国の友人は、米国だけではないはずです。米国に負けたから頭が上がらない、国連が決めたから逆らえないというのは、あまりに情けないですよね。」
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