「九条の会」勉強会に参加された読者様のご報告(付:「九条の会」と共産党)

2014.05.24 Saturday 02:43
くっくり



 と説明いたしました。すると彼女も納得したようでした。

 (ここにいる人たちは、サンフランシスコ条約の中身すら知らない。)という事実は、形容しがたい驚きを私に与えました。

 そして、最高齢と思われる男性がご自分の意見を話し始めましたが、私は持参していたペットボトルの水がなくなってしまい、非常に喉が渇いてしまっていたので、隣で退屈そう座っていた小学校3年生の娘も水を持っていた事を思い出し、

 「お水残ってる?残ってたらくれる?お父さん喉渇いちゃって・・・。退屈だろうけど、もうちょっと我慢しててね。」
 等と小声で話していたため、どういう経緯だったのかはわかりませんが、

 「中国は賠償を求めてないし、東南アジアに日本はお金を払ってないわけだ。」
 という言葉が、その発言の中にあったことに、私の脳みそが敏感に反応しました。

 「そんな事はありませんよ。」
 私は、咄嗟に発言していました。

 「中国は、人数が確定しない『南京大虐殺』を盾にとって賠償を要求し続けていますし、日本は、東南アジア諸国に賠償しています。」

 この「賠償」という言葉を自分自身が使ってしまった事に、(しまった!)と思いました。
 「賠償」とは敗戦国が戦勝国に支払うもので、東南アジア諸国とは日本は戦争していないのだから、「賠償」する必要は無いことは、承知していたはずなのですが、頭の中で練りながら発言しなかった為に、口からこぼれてしまったのです。

 「でもさ、十分な賠償はしてない訳だろ?ASEANとか、いわゆる『東南アジア』には。」

 私が言葉を訂正する前に、最高齢と思われる男性が私に質問されたので、

 「当時の国際法上、植民地から宗主国が出て行く時には、植民地側にびた一文払う必要がありませんでした。(今の国際法でもそうなのですが、何故かそう言ってしまいました。)日本はちがいます。植民地支配していた東南アジア諸国に謝罪もしましたし、お金も払いました。つまり日本は『国際法上、する必要の無い賠償と謝罪』を行った、と見るのが妥当でしょう。」

 と、私が説明し、その男性も納得され、次へと進んでしまった為に、訂正できなかったことが今でも悔やまれます。

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