「九条の会」勉強会に参加された読者様のご報告(付:「九条の会」と共産党)

2014.05.24 Saturday 02:43
くっくり



 疑問に対して沈黙する事で、何かが解決する事はありませんので、私が嫌われているであろう事は承知の上で、

 「日本が集団的自衛権を行使したとしても、『憲法9条』がありますので、実情はどうあれ『名目上』、日本は軍隊を保持していないことになりますから、アメリカの『軍隊』が日本に駐留しつづけることに矛盾は発生しません。そういった『口実』を、米国に与えつづけるわけですから。」

 と、なるべく公平だと思う事実を述べました。
 すると、その40代であろう男性は、納得されたようでした。

 そして、
 「尖閣で中国との衝突がありましたよね?」
 と、「議論の女性」が話し始めました。

 「日本人って本当にお人好しだと思うんですけれど、尖閣諸島のそういった事について、尖閣諸島も日米安保の範疇だと信じきっているんですよね。日本の領土か分からない場所で、米国が本当に守ってくれるかも分からないのに。」

 と、発言されました。それについて、

 「先日、米国は『尖閣諸島も日米安保の範疇である』という声明を発表しています。アメリカ軍については、自衛隊が尖閣諸島防衛の為に、戦う意思を示さない限り動く事はありません。日本の領土を守るために、自衛隊を差し置いてアメリカ軍が動いてしまうと、日本の『主権』を冒すことになりますから。」

 と、簡潔な説明を私がしますと、

 「でも、尖閣諸島は、孫崎享さんの『小説』(確か、題名まで仰られたと思うのですが、失念してしまいました。すみません。)で読んだのですけれど、まぁ『小説』としての内容としては、どうかという感じでしたけれども、その中に尖閣諸島が日本の領土である証拠が無くて色々大変な事態になっていくような場面があって、尖閣諸島が日本の領土である根拠があるかどうかも怪しいと思うんですけれど。」

 と、「議論の女性」が、続けられました。

 (『小説』って、フィクションだろ!そんなの信じるなよ!)と、心の中でツッコミを入れつつ、

 「サンフランシスコ講和条約で、尖閣諸島は『日本が手放すべき領土』の中に入っていません。中国はサインしていませんが、米国はしっかりサインしています。つまり国際法上、米国は『尖閣諸島が日本の領土である』と認めている、ということになります。だから、『日米安保の範疇』と発表したわけです。」

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