「アンカー」妄想が生んだ中国の南シナ海“進出”と『美味しんぼ』問題
2014.05.15 Thursday 03:36
くっくり
image[140514-10map.jpg]
青山繁晴
「ここトンキン湾(ベトナムと中国の海南島に挟まれた湾)っていうんですが、このベトナムのトンキン湾で共同開発するってことも、中越、中国とベトナムで、合意したわけですよ。で、ベトナムとしては、その前に戦争を、準備してた。これ『アンカー』で何度もやりましたよね。で、中越戦争、かつて、中越戦争があって、ベトナムはそれ勝ったわけですけど、その記憶も踏まえてですね、その戦争の危機は『アンカー』で指摘したように実際に高まっていったからこそ、お互いに、このまま戦争になると、お互い損するなってことで、李克強さんが手を差し伸べてきたと理解し、同時に、ベトナムが冷静、現実的に見てたのは、もう1つこれがあります。はい、出して下さい」
image[140514-11philippine.jpg]
村西利恵
「先月、アメリカとフィリピンが、軍事連携を強化した」
image[140514-10map.jpg]
青山繁晴
「はい、これ皆さんご承知の通り、オバマさんが、これ(地図の上の方を示して)日本ちょっと出てないですけど、日本をはじめ、えー、アジアを歴訪して最後にフィリピンに行って、22年ぶりに、この、ここ(パラセル諸島の東側)フィリピンですが、フィリピンに、アメリカ海軍や空軍を、展開することに合意しましたよね。で、その、合意は、こないだですけれども、つまり去年の秋ぐらいからベトナムはその動きを察知してました。ということは現実主義のベトナムから見たらですよ、中国は当面ここの、アメリカ・フィリピン連合に対抗しなきゃいけないから、当面はベトナムと手を結んだんだと。つまりベトナムは、中国も現実主義があると思ってたから、現実的に考えたら、とりあえず中国は、目の前のベトナム、我々とは手を結び、そしてアメリカとフィリピンの連合軍に対抗していくんだ、しばらくは大丈夫だと思ったところへドーンと中国が、石油掘削を理由にして、えー、力を出してきたっていうことなんですね」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)
<< 大江健三郎が原発推進派だった過去を隠している件&「美味しんぼ」鼻血騒動
岡安譲さんが結構いい感じ!Tweetまとめ14.05.01〜14.05.15 >>
[0] [top]