「アンカー」妄想が生んだ中国の南シナ海“進出”と『美味しんぼ』問題
2014.05.15 Thursday 03:36
くっくり
青山繁晴
「これは、福島が、同じ被災地の、東日本大震災の被災地って意味での福島が、他の東北の県に比べて復興が遅れてるってのは皆さんご存知ですよね。それはどうしてかというと除染が終わらないから。除染が終わらないからなかなかみんなが帰れない。その、じゃあその除染が終わらないってのは目標クリアできない。目標ってのは何なのか。例えばこの東大の、小佐古先生が、大泣きをされた。もっと厳しくすべきだと。年間1ミリシーベルトとにすべきだと、言われましたよね。しかし年間1ミリシーベルトって、さっきの表を思い出していただくと、実は、ものすごく、小さな数字になっちゃってるわけですね。で、この根拠は何かというと、さっき言いました基準は100ミリシーベルトですね、人間に悪影響与えるのは。その100ミリシーベルト、そこに人間が100年生きるとする。100年生きるんですか。僕は生きません。ね。僕は間もなく死ぬと思いますが、でも100年生きると無理に設定して、100割る100は、1なんですよ。だから例えば、70年しか生きなかったら、もっと数字は変わるわけですよね。でも、100年としちゃったから年間1ミリシーベルトにしなきゃいけないっていう、これ科学とも言えない話が、日本では定着してしまってるんですよ。で、IAEAがびっくりしてやって来て調査団が、これ、マスコミの報道だったら、基準は厳しいって報道された。厳しい基準ってのはいい話じゃないですか。違います。IAEAが本当に言ったのは、安倍総理にも直接言ったのは、厳しすぎますと」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「なぜかというと、日本でいうと熊本県や大分県や三重県は、自然に、年間1ミリシーベルトより高いですよ。ね。他にもあります、そういう地域は。じゃあ一体この基準は何なのか。それだったら、福島の復興はないじゃないかってことを指摘して、せめて世界の常識の、一番厳しい話でも20ミリシーベルトに、以下にしないといけないと。これを安倍政権は、しかし、IAEAの、この申し入れも、はねつけてしまって、変わってないから、何が起きてるかというと、これが起きてるんですよね」
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村西利恵
「除染基準を適正にしないと、子どもたちが福島にちゃんと戻れない」
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