「アンカー」妄想が生んだ中国の南シナ海“進出”と『美味しんぼ』問題

2014.05.15 Thursday 03:36
くっくり



青山繁晴
「はい。これ、地元の県庁の健康課に確認した話なんですが、まず亡くなった方というのはですね、福島原子力災害のおかげで亡くなった人がいないって言うんではないですよ。福島原子力災害が起きて、無理な避難を強いられて、そのために亡くなった方は、多くいらっしゃいます。これを、災害関連死と呼んでます(一同同意)。ね。このことは絶対軽視しちゃいけない(一同同意)。しかし同時に、この場合は、あのマンガに関して言うと、災害関連死のことを言ってるんじゃなくて、直接的な被ばく、放射線障害による、その、人の健康のことを言ってるんですね。放射線障害で死亡した人は、ゼロです。チェルノブイリはたくさんいらっしゃいます。それどころか、福島では、放射線障害で、治療を受けた人すら、いないんですよ。役人は、確認されていないって言ってますが、確認されてないってほんとは要らない。(治療を受けた人は)いないんです。これは例えば、僕は福島第1原発に早期に入ったから、英国の国営放送BBCが何度も何度も僕に会いに来て、調べてみたら、1人、治療を受けた人がいると。ね。1人だけはいるとおっしゃったんで、それは本当は自衛官なんですよ。自衛官が、この足がですね、熱いところに当たって火傷したんですよ。火傷したけど、福島第1原発での火傷だからいちおう、専門病院に送っていったら、それ単なる火傷で、放射線障害はなかったから、自宅に帰って今は部隊に戻ってます。治療受けた人すらいない。チェルノブイリは、たくさんの人が実際に放射線障害で亡くなってる。一体これが、同じなのかということなんですね。だから当然これは政権の責任として、これマンガとかの話以前に政権の責任としてやってないから、チェルノブイリと同じ、チェルノブイリ(と同じレベル7)だったら鼻血も出るんじゃないかという、まんまとそれを利用されて、ああいうマンガになってしまうということが起きました。はい、時間なくなってきましたがもう1つはこれです」

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村西利恵
「あのようなマンガが出る背景その2。今の福島の除染の目標、『年間1ミリシーベルト以下』。これに対して、IAEAは、“基準が厳しすぎる”と、去年10月に報告を出しています」

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