「アンカー」妄想が生んだ中国の南シナ海“進出”と『美味しんぼ』問題

2014.05.15 Thursday 03:36
くっくり



image[140514-22level.jpg]

村西利恵
「このような漫画が出る背景、その1。IAEAのフローリー事務次長は、福島第1原発事故“レベル7”という評価に対して、『チェルノブイリ事故とは構造や規模の面で全く異なる』と、2011年4月に発言しています」

青山繁晴
「はい。これ思い出していただくと、2011年4月、つまり、3月11日から事故が始まって、菅直人さんが総理の時ですよね。で、菅さんがリーダーシップをとって、その、チェルノブイリ原発、この、IAEAの基準があるんですが、それ今まで、そのチェルノブイリだけが7だったんですね。これ、0(ゼロ)から7まであってですね、4以上が初めて事故なんですね。例えば関西電力で美浜の事故ありましたが、それは実は0でした。0プラス。で、4以上が原発事故なんですが、5がスリーマイルで、7がチェルノブイリだったわけです。で、日本側からむしろ提案をして、その、チェルノブイリと同じ7にしてくれと」

村西利恵
「日本側から」

青山繁晴
「はい。で、その連絡があった時に、このIAEAのフローリーさんって、この真面目な人ですけど、事務次長が、ちょうど記者会見中で、それ日本側からその提案があったと聞いた時にびっくりして、え、チェルノブイリとは、福島は全く、事故の中身そのものも、規模も、つまり人の被害とかそういうのも、あるいは、出ていった放射線量とかそういうものも含めて、全然違うじゃないかと、いうことを言ったんです。ね。言って、フローリーさんそのあと色々やわらかい言い方に変えたけれども、実は、僕はIAEAは仕事で付き合ってますから、国際原子力機関ですね、IAEAの内部でずいぶん、意見があった。つまり、全然違うものを同じレベルにしてって言うのはおかしいじゃないかと。その時に、すみません、これは僕の個人的見解ですけど、壁になったのがこの人です」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)


<< 大江健三郎が原発推進派だった過去を隠している件&「美味しんぼ」鼻血騒動
岡安譲さんが結構いい感じ!Tweetまとめ14.05.01〜14.05.15 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]