大江健三郎が原発推進派だった過去を隠している件&「美味しんぼ」鼻血騒動
2014.05.12 Monday 21:07
くっくり
11. ^ 大江健三郎『核時代の想像力』新潮社、2007年、p120 ISBN 9784106035845
12. ^ 原発は「原爆犠牲者への裏切り」 大江健三郎さんが寄稿
かつては原発に賛成していた人が、福島第一原発事故後は反対運動のリーダーって、何じゃこりゃ?
矢崎氏も言っているように、考えを変えたこと自体は必ずしも悪いことではありません。
が、それならそれで、やはり「間違ってました」とちゃんと言うべきだし、どこがどう間違っていたかも説明すべきではないでしょうか。
それをしたら、脱原発運動のリーダーとしての立場が危うくなるとでも思ってるのかな?
だとしたら小さな人ですね。
(矢崎氏の話にあった女性編集者への態度にもこの人の小ささが見える)
そもそも大江氏の言ってることって、つじつまが合ってないような気が。
というのも、Wikiで紹介されてる共同通信の記事を見ると、大江氏は福島第一原発事故後の寄稿の中で、
…広島と長崎の原爆やビキニ環礁の水爆実験、原子力施設事故で被害を受けた者の視点で日本の歴史を見るという考え方を提示し、原発建設は人命軽視の姿勢を示すもので、「広島の原爆犠牲者に対する最悪の裏切り」だと非難した…
とあります。
だったら、1968年の時点ですでに反対派に回ってないとおかしくないですか?
広島・長崎の原爆投下は1945年、ビキニの水爆実験は1954年ですから。
大江氏の原発に対する「変節」について、ネットで色々調べていたら、「核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ」様にたどり着きました。
ブログ主は菅原健史さんという方です。
この方は脱原発派(即ゼロではなく少しずつなくしていきたい派=2011/8/13付記事参照)ではあるものの、大江氏には批判的な立場です。
関連記事をざっと拝見しましたが、やはり、大江氏が昔は原発賛成だったのにそれを「隠している」ことに納得行かないご様子です。
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