世界よ、これが日本の反戦平和だ(付:集団的自衛権行使容認議論)

2014.04.14 Monday 01:10
くっくり



 つまり、政争に利用したわけですね。
 安全保障を政争の具にしないでほしいわ(-.-#)

 ただ、この動きはその後すぐに沈静化しました。
 内閣改造までは大人しくしておこうということでしょうが、良くも悪くもまとまる時はまとまるのが自民党。

 しかし、公明党との温度差を埋めるのはなかなか容易ではないようです。
 自民党からは、公明党に配慮する形で「限定容認論」も出てきてますね。

 それでも山口代表の悩みは深いようで、維新の会の石原慎太郎共同代表が、集団的自衛権の行使容認問題について4月10日にこんなやり取りがあったことを明らかにしています。

 石原「キミ、困っているだろう。大変だろう」
 山口「困っています。大変です」

 石原氏は記者団に「山口氏の立場はなかなか微妙だ。公明党の足元を揺るがす選択を強いられる時期が来る」と指摘したそうです(産経2014.4.11 21:32)。

 実際、ここ数日の報道など見てますと、公明党は「着地点」を探っているようです。

 13日のNHK番組では、公明党幹部が「十分内閣で議論をしてもらわなければいけない。国会の中でも幅広い議論をして、コンセンサスができれば、解釈を変更することは、やぶさかではない」と述べています(時事2014/04/13-11:38)。

 公明党がもしここで選択を誤ったら、もはや政権与党の一角を担う資格はありません(前からないけど)。
 自民党は今度こそ公明党を切ってほしい。

 集団的自衛権の議論について「難しくてよく分からない国民」は、山口代表が言うように確かにたくさんいるでしょう。
 ただ、多くの国民が「日本の防衛はこのままで大丈夫?」と不安を抱いていることは間違いありません。

 そんな国民にとり、集団的自衛権の議論が政治家らの政争の具にされたり、あるいは国益より党益が優先されているのだとしたら、大変不幸なことです。

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