世界よ、これが日本の反戦平和だ(付:集団的自衛権行使容認議論)

2014.04.14 Monday 01:10
くっくり


 戦後の日本の学校は安全保障に関する教育をしてこなかった。
 だからかどうか知らないが、いい大人が、お題目さえ唱えていれば平和が来ると思っている。
 おめでたいにもほどがある。

image[140414-15swiss.jpg]
2013年2月3日放送「たかじんのそこまで言って委員会」より]

 軍隊は強いほど、国民意識は高いほど、侵略されにくいというのは常識だよ。

 二度と核による攻撃を受けないためにも、二度と被爆者を生まないためにも、日本が平和を維持していくためにも、核兵器を所有することの当否を、情緒論ではなく、政治政策として議論することが必要だよね。

 ______________________________起こしここまで


 スイスの画像を紹介したからというわけでもないんですが、スイスの「非武装中立」の実態についてちょこっと。

 憲法学者の長尾一紘・中央大学名誉教授が、「正論」2013年11月号でこんな話をされていました。

【非武装中立の論者たちは、日本を「東洋のスイス」にするのだと主張しています。
 どうもスイスに対する誤解があるようです。
 スイスは全身ハリネズミのような国民皆兵の武装国家です。
 日本の自衛隊がスイスと同レベルの人員をもとうとすれば、500万人以上の増員が必要です。
 かつて、スイスは核武装計画に着手しました。
 そのときの政府の説明は、「中立を維持するため」とのことでした。
 なお、「非武装」と「中立」は、両立しえない関係にあります。
 「中立」を保つためには強力な軍備が必要になります。
 第二次世界大戦中、スイス空軍は、上空を通過する、ドイツ、イギリスなどの軍用機に対して果敢な攻撃を加えております。
 軍用機の通過を看過すれば、中立義務違反として交戦国の攻撃を受けることになるからです】
 
 スイスの核武装計画については、こちらに説明があります。

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