「アンカー」移民・捕鯨・台湾運動(ギモズバ!)& “脱・敗戦国”フィンランドに学ぶ
2014.04.10 Thursday 03:20
くっくり
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村西利恵
「フィンランドは『東京裁判』をやらなかった」
青山繁晴
「はい。この東京裁判というものが敗戦後の日本を、70年近くに渡ってずっと縛ってるのはご存知の通りですね。裁判やる前にはなかった罪まで、裁判の時に急に作られて、こういうのを事後裁判といって絶対やっちゃいけないこと、それを堂々とやられてしまって、そしてA級B級C級って変な名前を付けられた戦犯が生まれて、それが今の靖國問題にもずーっとつながってしまってるんですよね(一同同意)」
村西利恵
「はい、そうです」
青山繁晴
「ところがフィンランドは、つまりアメリカ、いや、日本はアメリカに負けました。連合国って言ってるけど実質的に負けたのはアメリカに負けた。そしてフィンランドも連合国に負けたけど、実質的には、ソ連に負けた。負けたソ連の目の前で何やったかというと、東京裁判やらずに、自分でやったんですよ」
一同
「はあー」
青山繁晴
「つまり、フィンランドの法律だけに基づいて、裁判官は全員フィンランド人。そして自らの大統領や首相に、懲役刑を科して、東京裁判じゃなくて、あるいはドイツのニュルンベルグ裁判じゃなくて、自分で、戦争責任を全部処理したから、さすがのソ連も手を出すことができなくて、そしてソ連に占領もされなくて、だから何ができたかというと2番です」
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村西利恵
「自らの憲法を守った」
青山繁晴
「はい。これ見ていただくと、ちょっと歴史の話ですけど、1917年にロシア革命っていうのが起きましたね。その混乱を利用してフィンランドは独立をいったん果たした。フィンランド共和国。そして憲法を作りました。すぐに憲法を作った。1919年ですよ。それをずーーーっと守り通して、ソ連がこけるのを待って待って待ってずーっと耐えて、自分の憲法を守り続けて91年についにソ連が崩壊しました。ソ連が崩壊したら、ね、さあそれを利用して、ああ、ほうかい、じゃなくて、それを見た瞬間にですね、今すべりましたが(一同笑)、4年後に」
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