「アンカー」移民・捕鯨・台湾運動(ギモズバ!)& “脱・敗戦国”フィンランドに学ぶ

2014.04.10 Thursday 03:20
くっくり



岡安譲
「味なこと」

青山繁晴
「何かというと、これです」

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村西利恵
「青山さんが今回会われたのが、篠田研次・駐フィンランド特命全権大使。経歴がこのようになっていて、京都大学法学部から外務省入省。“ロシアン・スクール”出身。2010年、国際情報統括官を経て、2012年から現職です」

青山繁晴
「はい。これ何が面白いかというと、これ(国際情報統括官)なんです」

村西利恵
「国際情報統括官…」

青山繁晴
「国際情報統括官って全く知られてないと思いますが、その、外務省は世界中に、大使館と領事館を持ってますから、海外からの情報の量はすごいわけですよね。で、それを、何とかインテリジェンス、機密情報として生かそうというのが、さすがに日本にもあって、そのインテリジェンス、機密情報を全部ひとりで握るのがこの国際情報統括官ってものであって、例えば内調、内閣情報調査室のトップ、内閣情報官とか、あるいは警察庁の、インテリジェンス部門と一緒に、合同会議を、実は開いてる。で、その経歴で、フィンランドに来る。しかもこの篠田さんは、これ実際に会ってもこういう若さです。すっごい若い感じの人ですが、この人は、今の外務事務次官と同期なんですよ。だから僕は今回初対面だったんですが、1対1で向き合った時に、あなたは、国際情報統括官までやって、しかも次官と同期で、それでフィンランドの大使。ね。普通は飛ばされたって人事じゃないですかって、言ったら、この大使は、ムッとされまして……(一同ざわ)」

岡安譲
「…いや、そりゃそうですよ(笑。一同ざわ)よく言いましたね、青山さん」

青山繁晴
「僕はだから、そうじゃなくて、これ外務省にしては面白い人事じゃないですかと」

岡安譲
「ああ、なるほど」

青山繁晴
「つまりあなたはロシア語のプロですね? で、篠田さんのロシア語が本物だっていうのは、違うインテリジェンスの、外務省じゃないとこから僕は聞いてます。つまり、ロシアン・スクールっていうのは外務省、つまり僕たちのお金を使って研修に行った、先がモスクワなわけですけれども、そこで本当の使い手になってて、ロシア人脈もすごく多い。で、それをテコにして国際情報統括官になって、そして大使になったのは、まだこれ(2012年)ですから、要するにプーチン大統領の今回の動きを予測するように、フィンランドにこの篠田を置いとけば、ロシア情報が実は日本は取れるっていうね、これ滅多にない、よく考えた人事ですね。で、その話をあとでしたら、ムッとしてた大使が、多少顔和らいでですね、そうです、私はそのために来たんですと、はっきりおっしゃって、そして具体的には彼は、こういうことをなさってます。出して下さい」

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