「アンカー」移民・捕鯨・台湾運動(ギモズバ!)& “脱・敗戦国”フィンランドに学ぶ

2014.04.10 Thursday 03:20
くっくり



村西利恵
「ちょっと想像してしまいましたけど、はい」

青山繁晴
「はい。そういうことがあったんですが、食べられなかった(笑)」

一同
「へえー」

青山繁晴
「これ好みあるから言っちゃいけないけど、僕はもうここで止まっちゃってですね、珍しく食えなかったなと思って写真撮りましたが、まあこれもおそらく、森と湖の環境に行って、そして有名なフィンランデアサウナ、に入ればきっと違うんだろうと思いますが、まあ今回は、今回もか、仕事に徹してきました。で、その、なぜ」

岡安譲
「なぜ行ったのか」

青山繁晴
「きつい日程でわざわざフィンランドまで行ったかというと、まあ往復20数時間かかりますから、行ったかというと、こうです」

村西利恵
「まず、北欧の地図を見て下さい」

image[140409-07map.jpg]

青山繁晴
「はい。これ、まあ、あの、日本で見るとこっちの、フランスとかですね、あの、ドイツとかフランスとか、あるいはスペインとかの地図はお馴染みだと思うんですが、ちょっと目を北に上げてもらうとですね、これ、まあ、ある意味、非常に面白い地図なんですよね。で、フィンランドは、この強烈なロシアっていう存在、そして、実は北欧の中で一番強国ってイメージもある、イメージですどね、スウェーデンに挟まれて、双方からずっと侵略されてきたわけです。で、その、侵略されてきたのに、えー、フィンランドが独立と自由を守れた。それはあとでもう一度お話ししますが、この地図だけで、とりあえず言っておきたいのはですね、これ、北欧諸国は上手に『ふり』をしてきたんですよ。冷戦の時代に。ノルウェーは、アメリカとの同盟国の国のふり。でも、ガンガンに捕鯨やってますよね。だからアメリカのことを全然聞くわけじゃない。そしてスウェーデンとデンマークとアイスランド、このあたりは、まあ、アメリカ寄りの中立国のふり。そしてフィンランドは、ソ連寄りの中立国のふりをしてきたんですね。で、これを、ノルディックバランス。スキーの種目でノルディックってありますが、要するに、北欧風のバランス、これで冷戦を乗り切ってきたんですね。ところが、それだけでは、現代はすんでなくてですね。えー、と言いますのは、ここにエストニア、ラトビア、リトアニアって、これバルト三国って言いますけど、これ、まあソ連と非常に長い戦いの歴史があって、その、今、独立してるんですね。で、独立してるんですが、この、えー、フィンランドが今、何を考えてるかというとですね、この、バルト三国よりも、自分たちが危ないと思ってるんですよ」

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