台湾学生は「反中」ではなく「民主主義」を訴えている…Tweetまとめ14.03.16〜14.03.31
2014.04.01 Tuesday 02:49
くっくり
3月23日には行政院(内閣府)も占拠しましたが、こちらはほどなく強制排除されてしまいました。
(立法院では警察力を行使するのに立法院側の同意が必要ですが、行政院では政権の判断でそれが可能なため)
立法院の占拠は今も続いています。
※ニコニコ生放送:台湾立法院(国会)を学生らが占拠 生中継
学生さんが時々日本語で状況を知らせてくれたり、コメント(質問)に答えてくれたりしています。
3月29日午後6時(現地時間)に馬英九総統が記者会見し、学生らに一定の歩み寄りを示しましたが(翌30日の大規模デモを意識してのもの)、学生らが納得できる内容ではなかったため、デモは予定通り行われました。
学生たちは四つの要求を出しています。
これは立法院にたてこもった初日から変わっていないそうです。
Taiwan Todayによれば、学生たちの要求内容、および馬総統が29日の会見で回答した内容は以下の通り。
1「両岸協議(協定)監督メカニズムの法制化」
…馬総統は、法制化支持を約束すると共に、立法院(国会)の今会期中に法制化が終えられるよう望む態度を示した。
2「両岸協議監督条例を先に制定し、それからサービス貿易協議を審議するように」
…馬総統は、「同協議はすでに争いが始まる前の段階、すなわち立法院における条文ごとの審議と表決に戻っており、これは昨年与野党間の話し合いで得られた結論だ」と説明、総統府は国会の自主性原則の下、立法手続きとその進度を尊重すると述べた。
3「公民憲政会議の開催」
…馬総統は、行政院に検討を命じており、社会各界の意見をまとめ、検討の結論を出来る限り早く伝えると述べた。
4「同協議撤回」
…馬総統は、昨年6月の調印後、同協議はすでに国会での審査段階に入っているとして、立法院における条文ごとの審査と表決は支持する立場を示しながらも、行政院による同協議撤回には賛成しかねると述べ、その撤回が台湾にもたらす影響の大きさを指摘した。
ところで、今回の件に関しては日本では未だに誤解も多いので(日本メディアの伝え方にも問題があると思われ)、この機会にお知らせしておきます。
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