2014.03.10 Monday 19:01
くっくり
理由は、国際的に評価の高い特許など科学技術の部厚い蓄積があるだけでなく、科学技術を開発できる元となっている国民一人ひとりの潜在能力・原動力が、例えば私たち中国人と比べて相当に奥行きが深く、2、30年は水を開けられていると私は感じているからです。
この点はあまり意識されていないようですが、そうした人間力の質と量いかんは国の復興にとって決定的に大切です。
大震災で壊れたのは港湾や道路や家屋などハードの器であって、人間力というソフトは健在ですから、日本は必ず着々と復活します。
潜在能力による復活力を止めることはできません。
image[140311-09ginza.jpg]
[画像:「一条真也のハートフル・ブログ」様]
大震災後、仕事帰りで久々に銀座の街を歩きました。
節電のため、レストラン以外の店はみな6時前に閉めました。
あんな暗い銀座は初めて見ました。
原発事故から、町中の人たちがマスクをつけるようになりました。
あんなに暖かくいい天気で、まぶしいくらい輝いている太陽の下で、原発の恐怖を感じています。
本当に悲しくなりました。
でも、私はこう思います。すべて悪いことではない。
こういう危機的な状況で、世界各地の人に日本の発達大国のあるべき姿、強くて優しい日本人の本来の姿を見せることができたと思います。
福島で原発と戦っている東電の職員、自衛隊はもちろん、一般市民の対応も素晴らしいと思います。
震災時に、JRなどの交通手段がない状態で、秩序よく、静かに帰宅する姿を見ました。
私は大震災の日に地下鉄南北線に乗って帰宅しました。
その日の南北線は今まで乗ったなかで一番混んでいる電車でした。
満員電車なのに、とても静かでした。
駅員さんの指示の声しか聞こえませんでした。
皆協力し合い、なるべく周りに迷惑がかからないよう気配りして、自分の辛さを耐えたと思います(電車のことのみならず)。
もし同じことが中国で起きたら、どうなるか私は想像ができません。
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