【東日本大震災-13】外国人から見た日本と日本人(39)

2014.03.10 Monday 19:01
くっくり



 東京の情況はどうですか?
 なにかできることがあったら、教えてください。
 私たちは喜んで最善を尽くします。
 私たちの支援によって、事態が改善する助けになることを願っています。

 アルバニアのよき友人より。

■甑明子カテリーナ=ブラジル人。女性。40代。ポルトガル語相談員。
 日本人は強い心の持ち主。
 我慢強い、でも、我慢しすぎだよ!
 もっとあまえて、迷惑だってかけてかまいません。
 逆にかけてほしいです。
 絶望しないでください。
 つらいかもしれないけど、絶望しないで。
 誰かがあなたを必要としている!
 頑張れる日本が好き!
 日本が復興するまで一緒に頑張っていくからね。

■氏名不詳=アメリカ人。男性。60代。
 あなたとご家族が安全でありますように。
 日本にとって最も困難な年になってしまいましたね。
 自然と原子力が作り出した悲劇的な結果を見続けています。
 日本人がこのひどい苦難に耐えている姿に尊敬を覚えます。
 私たちがあなたたちのことを考えていること、そして、日本が再興する力をもってくれるように祈っていることを知ってください。

■周少軍=中国人。男性。30代。会社員。
 地震が起きた3月11日、私は埼玉県にいました。
 工場では電気盤が倒れ、倉庫の荷物もばらばらになり、周辺の民家の瓦が崩れた…。
 会社にも家族にも連絡が取れず、来日10年の中で経験したこともないことが起きて、一瞬、どうしようかと思いました。

 この情況から脱出できたのは、周りの日本人の助け合いと落ち着きでした。
 先方の社長さんは地震の直後、すぐ工場の従業員を集めて避難を指示したり、停電となった交差点で車の誘導を行ったりしました。
 その後、自分の工場が被災したにもかかわらず、自ら車で私たちを都内まで送ってくださいました。
 途中、ある信号のところで、地元の住民が地震で故障した信号を手動で動かし、車を誘導する光景を見ました。
 彼らのお陰で渋滞せず都内に向かうことができました。

 当然ながら、被災地では空き巣などの事件が起きましたが、全体から見ると社長さんや地元の住民のように、震災の最中に自分のことより周りの人を助け合う日本人の姿に、感心しました。

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