【東日本大震災-13】外国人から見た日本と日本人(39)

2014.03.10 Monday 19:01
くっくり


 きっと、本来の災害より、後の人為的な災害の方が大きい感じがします(ちょっと中国人には失礼ですが、事実だと思います)。

〈中略〉今回の大震災は、中国で大きく報道されました。
 すでにご存じかもしれませんが、中国人はみな日本人の冷静さに敬服し、昔のデモデモなどの騒々しい雰囲気が一気になくなって、日本人の味方になっています。
 「自分の国で同じ災害に遭遇するときには、日本人のようにありたい」とは、多くの中国人のコメントです。

 危機的な状況はまだまだ続くかもしれないですが、すべての日本人、日本にいる人はそれを受け入れる覚悟ができ、震災後の復興に向ける準備ができていると思います。


image[140311-10prayforjapan.jpg]

 この時メッセージをくださった外国人の方々は、今も東日本大震災のことを覚えてくださっているかしら?

 ……と何気に書いた瞬間、じゃあ私はどうなんだろう?と。

 正直に申しますと、私は被災地から遠く離れた場所(大阪)に住んでいることもあり、もはや日常の中で震災のことを思い出すことはほとんどありません。

 同じ日本国民でありながら、申し訳ないことです。

 被災地の復興はまだまだ道半ばです。
 あの日から時間が止まったままの方が大勢おられます。

 避難されている方もまだ26万人以上(2月10日現在)おられるそうです。

 集団移転が進まない地域もたくさんあるそうです。
 資材などの工費高騰、建設業界の人手不足、それらから来る入札不調……。

 下記記事を見ると、がれき処理やインフラ整備は進んでいるものの、それ以外はまだまだ進んでいないことが分かります。

復興住宅「2%」漁港は「37%」……数字で見る「震災復興」(THE PAGE2014.3.9 19:00)

 福島第一原発の廃炉作業も、私が生きているうちは完了しないかもしれません。

 自分の無力さを改めて痛感しますが、少しでも風化を食い止めるため、せめて毎年3月11日前後には震災関連の記事をUPしていこうと思います。

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