記録より記憶に残る真央ちゃんの演技…感動をありがとう!

2014.02.22 Saturday 04:43
くっくり



 直前練習の時、松岡修造さんが外国人記者らに真央ちゃんについてインタビューをしていたところ、ロシアの記者だったか、「真央はいろいろ背負いすぎだ」という趣旨の話をしていたのです。

 その通りで、私たちはあまりにも多くのものを真央ちゃんに背負わせてきたのではないでしょうか。

 昔からそうだったけれども、4年前のバンクーバー五輪の後は、さらに多くのものを。
 具体的には、「次のソチではきっと金メダルを!」という……。

 バンクーバーの後、真央ちゃんは佐藤信夫コーチに師事し、スケートの基礎から取り組み、ジャンプも作り直すという過酷な課題に取り組みました。

 その途上で、お母様を亡くされ…、ジャンプは決まらなくなり…、優勝からも遠ざかり…。

 それでもマスコミは、「真央ちゃん金メダルへの道」というストーリーを作り上げ、国民もそれに踊らされた。

 いえ、本当は踊りたかったのですよね、国民も。
 オリンピックで表彰台の一番高い所に上る真央ちゃんの姿を見たいから。

 真央ちゃんは、そんな日本中のあまりにも大きな期待を、真っ正面から、真っ正直に受け止めてしまったのでしょう。
 人一倍まじめな性格であるがゆえに。

 フリー当日の朝の練習も不調だったという話なども伝えられ、このままではフリーでも満足行く演技ができないのではないかと、悲観的に考えた方も多かったのではないでしょうか。私もその一人です。

 ああ、もう順位なんかどうでもいい。
 たとえ記録に残らなくてもいい、記憶に残る演技をしてほしい。

 いや、もはやそんなワガママも言いません。

 真央ちゃん自身が納得の行く演技をしてくれればそれでいい。
 とにかく悔いのない滑りをしてほしい。

 最後に真央ちゃんの笑顔が見られればいい!

 長年、真央ちゃんの成長を見守ってきた多くのファンや国民にとって、それは共通の願いであり、祈りでもあったのだろうと思います。

 そして……。


<ダイジェスト>浅田真央 6位 フィギュア 女子シングル フリー(NHK動画)
http://olympic.nhk.or.jp/videos/video/0220-free-asada.html

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