[総理初メッセージ]【続・紀元節】外国人から見た日本と日本人(38)

2014.02.11 Tuesday 00:51
くっくり


○小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)=アイルランド人の父とギリシャ人の母の間に生まれる。1869年(明治2年)に渡米、新聞などで活動。1890年(明治23年)、松江に英語教師として赴任。その後、熊本、神戸、東京と移り住み、日本に帰化。多くの日本論も残した。
「日本 解明への一試論 Japan An Attempt at Interpretation」より

 日本人は目に見える一切の森羅万象の背後に、超自然の神霊を考えて、山川草木湖海風雷から井戸・かまどに至るまで、それらを司る神を想像した。
 日本人はこの国土をつくった神々の子孫で、この神々こそ我々の祖先である。
 この祖先である神々に奉仕し、この祖先を崇拝することが、我々の最高のつとめであると考えてきた。
 神道では他の宗教のように、地獄・極楽を説かない。
 日本人はその肉体が終えると同時に、超自然の力を得て、時間空間を超越した霊となって、子孫と国家を護るのである。
 この考えのない者は、日本人ではない。

■ジョージ・ランボーン・ウエスト=アメリカ人。1929年(昭和4年)テキサス州生まれ。テキサス大学で法律と歴史を専攻して法学博士の学位を得て、メールランド大学など数校で教授を歴任。少年時代にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の手紙を図書館で見て日本に憧れを抱く。ラフカディオ・ハーンと同じく日本人女性と結婚。1969年(昭和44年)から日本マネージメント協会の顧問として来日後、たびたび日本で講演を行った。
image[140211-07west.jpg]

難波江通泰 著『天皇陛下にお仕へしたい ウエスト博士の思ひ出』より、難波江氏との対談で

ウエスト博士
「日本の繁栄はすばらしい。無限の可能性を持っている」

難波江氏
「あなたの考えでは、日本の繁栄の根本的な原因は何であるとお思いですか?」

ウエスト博士
「それは、日本に天皇陛下が居られるからです。私は日本人になりたい」

難波江氏
「どうしてですか?」

ウエスト博士
「それは天皇陛下が居られるからです。天皇陛下が居られる国だから、私は日本へ来たのです。もし日本に天皇陛下が居られないならば、それはドイツやソ連やイギリスやメキシコやアメリカなど、世界のすべての国と同じであって、そんな国ならどこへ行っても同じことです。イギリスやオランダなどにも国王や女王が居られるけれども、それらは日本の皇室や天皇陛下とは違う。天皇陛下が居られるのは日本だけだ。絶海の孤島の漁師でもいい。山間僻地の貧しい百姓でもいい、私は日本人になって天皇陛下にお仕えしたい」


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