韓国「慰安婦漫画」仏の国際漫画祭で日本側が冷遇された本当の理由?

2014.02.03 Monday 00:45
くっくり


 画像はこちらから拝借しました。
image[140203-91nati.jpg]

 ナチスを悪い例として出しているだけで文脈的には全く問題ないでしょ、というのが日本人の感じ方だと思います。

 が、宇都隆史議員によれば、どんな文脈であってもヨーロッパでナチスの鍵十字を展示するのはアウト、それを掲げるだけで、危ない極右団体であると認定されてしまう、とのことです(動画参照)。


 ニコラ・フィネについて、私は当初、「ああ、この人も『利権』で韓国のために動いてるのね」と、韓国ロビーの反日攻勢に取り込まれてしまった典型的な欧米人の姿を思い浮かべていました。

 が、ご覧いただいたように、事はそんなに単純ではないことが分かってきました。

 これは、昨今のアメリカの議員たちの動き(対日非難決議に賛同したり、慰安婦像・碑の建立に協力する現象)にも当てはまることかもしれません。
 もちろん、票やカネで動いている議員が大半でしょうが、彼らにしても根っこの部分ですでに「慰安婦強制連行は事実である」と思い込んでいるのであろうと。 

 韓国側が長年続けてきた反日ロビー活動に太刀打ちするには、それと同じだけ、いえ、それ以上の年月と労力を要するかもしれません。
 いずれにしろ、戦略をしっかり立てた上での長期戦が強いられることは間違いありません。
 民間の草の根活動ももちろん大切ですが、やはり国が前面に立って戦うことが必要不可欠です。

 では、その頼りの国はどうかというと、最初に紹介したTBSの報道の鈴木庸一駐仏日本大使の言葉を改めて思い出していただくと……

 「『日本が何の補償もしていない』『被害請求を認めていない』との主張は真実でない」
 「日本政府や国民が慰安婦問題で行ってきたこと、あるいは表明してきた考え方については、事実関係として説明していく必要がある」

 今に始まったことではないですが、日本政府はこのように「賠償問題はもう決着済み」という説明しかしていないのです。

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