韓国「慰安婦漫画」仏の国際漫画祭で日本側が冷遇された本当の理由?

2014.02.03 Monday 00:45
くっくり



 この点について、日本側の団体「論破プロジェクト」代表の藤井実彦さんがFBでさらに詳しく説明されています。

【私自身はフランスのマンガ祭りに出展して、日本側主張に沿った展示を行い、メッセージを伝えれば、フランスの方達に理解されると軽く考えておりました。
 しかし主催者側からは我々の考え方、主張は
「ナチスドイツのガス室は存在しなかった」
と主張するようなものであると伝えられ、そして慰安婦問題に関してはすでに韓国側の主張がフランスにおけるスタンダードであり、
私たちが行おうとしている考え方、日本の立場はこのスタンダードな立場を危うくする修正主義に基づいた危険な思想である、だから私たちのブースは撤去すべきである、という立場を貫こうとしているように感じました。】

【今回翻訳をしていただいたパリ在住の向氏によると、フランスの有力紙フィガロ紙やルモンド紙においても、数ヶ月前の「慰安婦」関連の記事まで振り返り確認していただいた所、この「慰安婦」が、韓国の主張している通りで歴史的事実として確定しており、日本がなかなかそれを認めない、という見方では一致しています。
 フランスにおける世論形成については、ある意味すでに決着がついてしまっているのが実情であるということをより我々日本人は理解する必要があると私は思います。
 すでに決着したと思われる問題を蒸し返す極右政権という誤ったレッテルを貼られる事に対しても、より効果的なカウンターを打つ必要があると私は思いました。】

【今回主催者側の見解として、
「私たち論破プロジェクトの主張している見解は政治的意図を持っているが、韓国側の主張はすでに事実認定をされているものであるから、その事実に対して各クリエイターが自由に創造的な作品を制作したにすぎない」
 という立場に依拠しているとあるマスコミの方から教えていただきましたが、それはこの主催者側が韓国に利益供与されている、という単純な陰謀論とは事を異にしていると私は痛切に感じました。フランス全体の問題でもあるという事ですよね。】

【日本人の感覚としてはどうしても
 「真実はひとつ、真実は負けない、真実は最後には勝つ!」
 と考えるフシがあるのですが、結局フランス側に自国の見解をより積極的に伝えた韓国側の主張が勝利してしまい、事実認定されてしまっている、という結果になってしまっているわけです。

[7] << [9] >>
comments (28)
trackbacks (1)


<< ミヤネ屋で籾井会長の慰安婦発言を批判した元NHK職員の正体…Tweetまとめ14.01.16〜14.01.31
「アンカー」ギモズバ! 内閣府職員不審死、韓国の慰安婦漫画、イルカ漁批判ケネディ大使言論封殺、籾井会長慰安婦発言 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]