2006.09.19 Tuesday 19:49
くっくり
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア天然資源省は18日、三井物産、三菱商事が参加するロシア極東サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に対し、事業化の調査承認を取り消すとの声明を発表した。事実上の事業停止命令として、同計画が今後、大幅な見直しを迫られるのは必至で、日本のエネルギー安全保障戦略は、再考を余儀なくされるとみられる。
インタファクス通信によると、天然資源省は、ロシア検察当局からの抗議を受け、事業化承認を取り消す決定を下した。同省は2003年7月、環境や採算性などの問題を検討した専門家による事業化調査をもとに、同計画を承認していた。
また、同国天然資源監督局は今回の決定に先立ち、「自然保護法違反」でパイプラインの建設などサハリン2の業務停止を裁判所に申請していたが、同計画が事実上、停止に追い込まれることになったため、21日に予定されていた審理も中止されるという。
事業はすでに8割方完成していた。
(09/19 01:04)
◆メモ <サハリン2>
ロシア・サハリン州沖の石油と天然ガスを開発するプロジェクトの一つ。1986年に開発を始め、99年に石油生産を開始した。天然ガスでは、2006年に液化天然ガス(LNG)の生産を開始、日本や韓国へ販売する計画。事業主体の「サハリンエナジー」に英国・オランダのロイヤル・ダッチ・シェルが55%、三井物産が25%、三菱商事が20%を出資。総投資額は環境対策などのため当初の100億ドルから200億ドルに増加した。
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