安倍政権は安全保障をやる気があるのかないのか

2014.01.25 Saturday 03:07
くっくり




 が、残念なことに、それを補強するかもしれないニュースが、同じ1月24日に飛び込んできました。

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 安倍政権が昨年8月に抜擢した小松法制局長官、皆様ご存知のとおり集団的自衛権の行使容認に前向きな人ですが、この小松さんが約1ヶ月間の検査入院に入ってしまったのです。

 しかも、同日付で代理に起用されたのが、横畠裕介内閣法制次長。
 実はこの横畠さんという人、憲法解釈の見直しに消極的なのです。

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 どのぐらい消極的かというと、長島昭久さん(民主党には珍しい集団的自衛権推進派)がこうぼやくほどです。

なんと、集団的自衛権行使容認の「切り札」として異例の抜擢人事で法制局長官に就任した小松一郎前駐仏大使が検査入院とのこと。今国会は、集団的自衛権を巡る論議が焦点の一つだっただけに、誠に残念だ。代行として指名された横畠法制局次長は現行解釈墨守派の最右翼だが、安倍政権はやる気ないのか?

— 長島昭久 (@nagashima21) 2014, 1月 24

 「小松長官の入院が長引けば、安倍総理大臣が目指す集団的自衛権の見直し論議に影響が出る可能性もあります」と、このニュースを伝えるテレ朝の口調も何だか嬉しそうです(-.-#)

 小松さんが本当に1ヶ月程度で戻ってきてくれればまだしも、長引いた場合はどうなってしまうのでしょう?

 何だか日本の安全保障に一気に暗雲が立ちこめてきた感じがして、心配です。
 日本の置かれている状況は待ったなしなのに……。

 特に支那は待ってくれませんからね。
 むしろこれをチャンスと捉え、攻勢を強めてくるのではないですか。

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