「アンカー」驕るな安倍政権!名護市長選と東京都知事選に見る根本危機

2014.01.23 Thursday 04:11
くっくり


村西利恵
「安倍政権の根本的な危機、ふたつめは、地方選挙で連敗が続いています」

青山繁晴
「はい。その日曜日の名護市長選挙もそうなんですが、皆さんこれあの、一部だけ入れたんですよ。これワーッと、こうあの、負けたやつを並べてますけどほんとはもっと負けてるわけですね(一同同意)。で、深刻なのはですね、例えば三大都市のひとつの名古屋を負け、ね、それから、さいたまでしょ、そして小泉親子の地元の横須賀でしょ、そして千葉でしょ、川崎でしょ。東京を囲んだ首都圏が、もうほとんど、自民党系の候補は、もう、どんどん負けてるわけです。そして郡山、福島っていうのは、今の日本にとって一番大事な、被災地の、その、首長(くびちょう)、首長(しゅちょう)選挙でも、こう、負けてるわけですね。そして、名護もそこに入って、要するに大事な所では、ほとんど地方選挙では負けてるんですよ。これだけ内閣支持率が高いのに、なぜ地方選挙でこんなに弱いかと言うと、実はそもそもの理由は安倍さん本人にあります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それは、党内人事で、自民党を弱体化させたから」

青山繁晴
「はい。まずですね、第1次安倍政権、どうして安倍さんが辞めなきゃいけなかったか。潰瘍性大腸炎の影響はもちろんありました。でもいつも申してるんですが、中学の時から、中・高・大学、そして神戸製鋼の社員の時まで、授業中や会議中にトイレに何度も行かなきゃいけない苦しみを経て、今の安倍晋三さんになったんですよ。そうでなかったらただのお坊ちゃんだった。ね。それが安倍さんを今、人の痛みが分かる人にしたんですよ。何を言ってるかというと、第1次安倍政権で、体調確かに、さらに悪くなったけれども、そのことだけで辞めるような育ち方してないんですよ。そうじゃなくて、例えば拉致事件について北朝鮮に厳しすぎるとか、中国に対しても厳しすぎるとかいうのを、自民党内から言われて、自民党の中の親中派、親韓派、親北朝鮮派から足引っ張られて、辞めなきゃいけなかったっていうのが、潰瘍性大腸炎に加えて、本当はあったんですよ。で、これは、もちろん安倍さんが悪いんですよ?政治は戦いですから。でもそれは安倍さん頭の中にガーンとあるから、第2次安倍政権つくる時にどうしたかと言うと、その自由民主党を弱体化させたんです」

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