「アンカー」驕るな安倍政権!名護市長選と東京都知事選に見る根本危機
2014.01.23 Thursday 04:11
くっくり
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村西利恵
「辺野古への移設、本当の懸念は、反対派の妨害で命にかかわることも」
青山繁晴
「うん、これは、その、反対なさる方々の問題だけじゃなくて、工事に当たる人とか、あるいは警備、取り締まりに当たる人まで含めて、命にかかわることがあり得るんですね。それどうしてかと言うと、はい、出して下さい」
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村西利恵
「その理由は、洋上工事だから」
青山繁晴
「はい。これ、あの、もう一回根っこを言いますとね、さっき言いました通り、地上にある普天間基地を、なぜ海の上に造らなきゃいけないのかってことです。で、これは、あの、いま予定地になってるとこなんですけれども、沖縄県名護市の辺野古なんですけれども、実はこっち(画像より右方向)に、沖縄の言葉で言うとヤンバル(山原)っていう広い北部の地域があってですね。僕なりに北部歩きました、実際に。それから、実はヘリで飛んだこともあります。そうすると、適地はいくつかあると、僕は考えまして、沖縄県にも、時の政府にもいろいろ意見は言ったんですけれど、なぜこの海を、こっち(画像より左方向)に広がってるきれいな海を、わざわざ埋め立てることになったかと言うと、ここにキャンプシュワブっていうアメリカ軍の基地がすでにあるんです(一同同意)。つまりアメリカ軍にとって便利だっていう話なんですよね。それが優先してしまったんですよ。もうこれは過去の話で、ある意味では言っても、もう覆らないけれども。しかし洋上工事でやるとなるとですね、何が起きるか。これは話が一瞬飛ぶようですけど、時間がないですけど、でも分かりやすいために言いますとね、福島第一原発の、あの一番ひどかった時思い出して下さい。使用済み核燃料棒プールが、ま、ビルの10階ぐらいの高さ、40メートルぐらいの高さにあって、そこに水入れなきゃいけない。ね。その時に警視庁の機動隊に声がかかって、その、機動隊の放水車、その、例えば成田空港で、使ったような放水車を出してくれって言われて、実は警察あきれたわけですよ。何も分かってないなと。時の菅政権。ね。でもやむを得ないから出動して、ま、水はなかなか入れられなかったでしょ。無駄だったとは言いませんけど。それどうしてかと言うと、警察の放水車っていうのは、諸外国では違いますよ?でも日本では、こうやって反対派にね、ま、村西利恵ちゃんがいまデモ隊だとすると、放水しても、水はバーッと当たってるように見えるけど、決して、死んだり怪我したりしない程度の水圧を、長年の、その経験で、もう保ってるわけですよ。ね。だからそういうノウハウが地上でやる工事だったら使えますけれども、警察も海の上で、そんなことやったことないから、どうやって、例えばボートが近づいてくるのを止めるのか。そのノウハウはっきりしないし、それから海上保安庁はそもそもそういう経験も少ない。『おおすみ』の事故、考えて下さい。ボートがひっくり返っただけで二人の方が失われると、いうことが起きるのは、海の現実なんですよ。従って、洋上工事でやる以上は、命にかかわることがあり得る。で、やるんだったら、これに備えなきゃいけないんですよ。工事できるから心配ないよと、政府高官が言えるような状態じゃないんですよ。それは実は、あの、僕なりに、ま、あの、ギャアギャア言いましたが、僕の言ったことなんか何も影響してないと思いますけれども、きのう突如として、安倍政権はこういう対策を打ち出しました。はい、出して下さい」
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