「アンカーSP」(1)世耕官房副長官×青山繁晴×宮崎哲弥の外交・安保・秘密保護法討論

2013.12.25 Wednesday 23:35
くっくり



岡安譲
「今のこのお二方の意見を踏まえて、世耕さん、どうご覧になりますか」

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世耕弘成
「あの、まず、今おっしゃったように今回の特定秘密保護法っていうのはですね、何も秘密を隠すためではなくて、えー、勝手に廃棄とかをできないようにする、ちゃんと期限を切って、そして総理大臣が、政治家としてですね、国民に選ばれた、総理大臣の目で、そういう期限でいいのかどうかもですね、チェックできるようにするっていう仕組みです。で、もうひとつ、あの、宮崎さんがおっしゃった、国立公文書館、これ私もライフワークとしてやっています。麻生内閣の時に一度大きな改正をやりまして、少しマシな法律になりましたが、これは、まだまだです。で、これ、法律を単純に変えるだけではなくて、アメリカの公文書館みたいにしようと思ったらもう予算も人員も、それこそ文書を置いとく場所も膨大に必要になるんで」

宮崎哲弥
「日本はね、40人足らず、あの、アメリカは2000人いるんですよ、専従職員が」

世耕弘成
「ただ公文書館っていうのは、これ僕がいつも言ってるのは、子孫への説明責任ですから、あの、これはライフワークとして引き続きちゃんとやっていきたいというふうに思います」

岡安譲
「じゃあアメリカ並みの公文書館に日本も…」

世耕弘成
「そこまでいきなりはね、財政厳しいですからなかなかできないですけれども、でも少なくとも公文書館にもっと権限を、今でもある程度権限はこないだの麻生内閣の改正の時に、持たせることはできたんですが、まだまだ弱いですからもっと権限を持たして、勝手に役所が捨てられないと、公文書館の了解がないと捨てられないっていうメカニズムをですね、もっと明確にしていく必要があると思います。で、あと、あの、もうひとつ大きな問題はですね、制服組が国会で答弁していくと。これ実は、ま、国会で決めてるルールですから、これあんまり私は政府の立場では、言えません。で、あの、安倍総理は実はこの点については少し問題意識を持っていてですね、実は官邸に、安倍内閣、今回の安倍内閣になってから初めて、常勤の制服組を内閣審議官で入れました」

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