「アンカーSP」(1)世耕官房副長官×青山繁晴×宮崎哲弥の外交・安保・秘密保護法討論

2013.12.25 Wednesday 23:35
くっくり



世耕弘成
「ええ、だから我々も中国との関係も重要だっていうメッセージは発し続けていますから、それを中国側がどう受け止めてくれるかだと思いますね」

岡安譲
「分かりました。さ、えー、一番上のですね、ごめんなさい、青山さんのキーワード、『ほんものの「知る権利」』についてはちょっとこのあと、CMを挟んでそのあと、じっくりと伺います」

青山繁晴
「はい」

(いったんCM)

image[131225-09key.jpg]

岡安譲
「日本の外交・安全保障はどうなるということなんですが、えー、青山さんのキーワード、『ほんものの「知る権利」』とありますが、これは、どういうことでしょうか」

青山繁晴
「はい。あの、知る権利、国民の知る権利っていう言葉はね、その特定秘密保護法の国会審議の時に、もう、耳にタコできたと思うんですよね」

岡安譲
「何度も言われましたし…」

青山繁晴
「で、もちろん、大事な言葉なんですけれども、その、特定秘密保護法を、廃案にすべきだと、おっしゃってた野党とか、ま、一部の野党とかですね、修正に応じなかった野党、あるいは主にジャーナリストの方々、敗戦後の日本の社会でむしろ、主流派だった、ジャーナリストから、この知る権利が失われるってことが、すごく出ましたよね。ということは、今まで国民の知る権利はちゃんとあったんですね? ご冗談でしょうと思うんですね。この外交・安全保障でどうしてこれを言うかというとね、たとえば私たちの国会で、自衛官が制服着て、証言してますか?(一同沈黙)してませんね?」

岡安譲
「してませんね」

image[131225-10stu.jpg]

青山繁晴
「大昔はほんとはあったんですよ? あの、敗戦後も。でもこの頃たとえば、尖閣諸島であれどこであれね、その、外交と安全保障が一体だってことを国民がむしろ、感じ始めていて、じゃあその最前線で守りについてる自衛隊から見たら、今の中国の脅威は具体的にどうなんだと、それから、韓国が、たとえばこれだけ反日強めてると、その最前線だと、韓国軍の仮想敵が、日本になったりしてないのか。実はなってるんですよ。で、そういうことは、その、私たちが税金で養ってる自衛官の方々が、当然、制服着たまま国会で証言しなきゃいけないでしょ。世界中の議会でそれやってるわけです、この瞬間もですね。日本だけが、一度戦争に負けたからって理由で、制服を着た自衛官は、国会に来るなと。国会に来ると…、証言はできないけど、来ることはまあまああるけれども、その時は背広に着替えて来てるわけですよ。ということは、その、制服の自衛官が、国会を通じて国民の知る権利、ね、ちゃんと担保されてるかというと、予め省かれてしまってるわけです。で、新年は、2014年はですね、この、国会証言も実現し、私たち主権者が、その、誰からも、誰に対しても知る権利を遂行できるようにするべきであって、そのためにも本当は国家の機密を守らなきゃいけないと。それから秘密保護法について言うと、たとえば『異議あり』っていう特集がずっと(朝日)新聞で組まれていて、その、いや、必要だって意見は一切国民は知ることはできなかったわけですからね。普通、普通の人は新聞、一紙しかとりませんからね」

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