「アンカーSP」(1)世耕官房副長官×青山繁晴×宮崎哲弥の外交・安保・秘密保護法討論
2013.12.25 Wednesday 23:35
くっくり
青山繁晴
「これ実はね、あの、今年1年、その、日中首脳会談ができなかったっていうのが逆に日本外交の珍しい成果なんですよ」
村西利恵
「成果」
青山繁晴
「ええ。というのは中国はずっと、今、世耕副長官が言ったことに関連してね、尖閣諸島について領土問題があることだけは認めてくれと、領土問題さえ認めてくれたら首脳会談やるってことをずっと水面下でも言ってきたけど、全部はねつけた。今までの日本外交だったら、ま、問題はあるようにしましょうかと、丹羽中国大使までそう言ってたわけですからね。それを、膝を屈するところが一切それはなかったというのはね、敗戦後の外交の歴史に残ることなんですよ。首脳会談ってやればいいんじゃなくて、やらないこともまた成果なんです」
宮崎哲弥
「もうひとつ、また青山さんのお話に少しだけ補足を付け加えると、日中・日韓、特に日中の首脳会談に関してはやれと言ってる、言ってるのは、日本のね、メディアばっかりじゃないんですよ。これ異常な事態だってずーっと社説とか書くでしょう、あの、特にリベラル派のメディアは。それだけではなくてアメリカもずっと言ってきてるわけ。で、それにも屈しなかった」
青山繁晴
「そうです」
宮崎哲弥
「というところが、やっぱり私は、あの、日本の外交が徐々に自立しつつあるということが、の、ひとつの証左だと思いますけどね」
岡安譲
「この点に関しては…」
青山繁晴
「いや、意見が合いすぎる…(一同笑)」
岡安譲
「そうですね(笑)、では、世耕さんにそのあたり、どうですか、日本の自立ということに関して手応えっていうのは感じてますか」
世耕弘成
「それは非常に感じてます。で、よくメディアはですね、あの、アジアっていう言葉で、イコール中国と韓国みたいになってますが、実は、それ以外の国々はたくさんあるわけですね。ASEAN10カ国を中心にですね。それらの国々と安倍総理は今回、各国の首脳とだいたい、3回ぐらい、それぞれ会談をやっていってます」
岡安譲
「精力的にやられましたもんねぇ」
世耕弘成
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