続・韓国軍によるベトナム民間人虐殺問題「SAPIO」13年1月号

2013.12.21 Saturday 01:58
くっくり



 「働き始めてから2〜3年経ったころ、彼女はいつものように仕事を終え、人気(ひとけ)のない食堂で後片付けをしていました。すると突然、背後から複数の兵士が襲いかかり、テーブルの下に彼女を引きずり込んだ。4〜5人の兵士が次々と彼女の中に入ってきたそうです。話してくれたのはそこまでです。彼女にはその後計4回取材していますが、『韓国兵のことは思い出したくない』と口を閉ざす。それだけ怖い思いをしたのでしょう」

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[韓国軍基地でメイドをしていたマイ・ディンさん。複数の韓国兵に性的暴行を受け、子供を身ごもった。左上はマイ・ディンさんと韓国兵の間に生まれたテオさん。「ライダイハン」として虐めを受けることもあった。(写真:村山康文)]
 
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 今年8月、韓国国防部の報道官は、米・ニュースサイト「グローバル・ポスト」の取材に「韓国軍が組織的に民間人を虐殺することは不可能。わが軍隊は厳しい規律と命令系統の下で任務を遂行しており、ベトナム人女性の性的搾取もまったくない」と答えたが、それを証明する調査も史料も示さなかった。ここでも日本に対する態度と自国のやり方に大きな乖離がある。

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戦争難民の美少女が韓国軍高官の慰み者に

 当然、ベトナムでは戦時中から韓国への憎悪が燃え盛った。元朝日新聞サイゴン支局長の井川一久氏が振り返る。

 「72年にサイゴンに赴任した直後、私の車がベトナム人青年のオートバイと接触事故を起こし、100人近い群衆に取り囲まれるハプニングがありました。興奮した群衆は『ダイハン!』と口々に叫びながら、憎悪に満ちた眼でこちらを睨んでいる。私を韓国人と勘違いしたのです。パスポートと記者証を見せて難を逃れましたが、現地でどれほど韓国人が嫌われているかを痛感する出来事でした」

 サイゴン(現ホーチミン)など旧南ベトナム地域では、韓国は友軍だったはずだ。しかし、韓国軍による同胞の虐殺、婦女子への暴行、凌辱はベトナム国民なら誰もが知るところであり、むしろそれらの地域で反韓感情は強かったようだ。

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