「アンカー」(1)安倍総理生出演…消費税・TPP・防空識別圏・拉致・硫黄島遺骨・秘密保護法・憲法改正
2013.12.18 Wednesday 23:57
くっくり
image[131218-04stu.jpg]
青山繁晴
「総理、本来はそのTPPも、アメリカから用意された土俵に乗るんではなくて、アジア・太平洋のリーダーはむしろ日本ですから、その、TPPっていう名前じゃなくて日本から逆提案して、そこにアメリカの、交渉も引きずり込んでいくっていう方がよかったんじゃないかと思うんですが、その、ま、過去のこと言ってるんじゃなくてこれから交渉仕上げていく時に、日本の理念ていうことをですね、先ほど総理も国柄とおっしゃいましたけれども、それぞれの国が、国柄を、アメリカであっても日本であっても、大事にできるような交渉っていうことをですね、もう一度日本側から、その細かい条件の詰めだけではなくて、哲学そのものを再定義していただきたいと願うんですが、例えばそこはいかがでしょうか」
安倍総理
「あの、もちろん、えー、日本もですね、今、えー、このTPPの進め方において、日本の考え方を、ずーっと堂々と述べていますし、えー、これ最初からですね、一番最初からのメンバーであればですね、一番最初から、日本はリーダーシップを取れたと思いますよ。でも、民主党政権はずっと見送ってきましたから。で、最後のチャンスにおいて、私が判断してTPP交渉に参加をしましたが、すでに交渉においてですね、えー、米国、ま、豪州、ニュージーランド以外は、東南アジアの国々ですね、ですからテイストは、アジアなんですよ。ですから、あの、なかなかアメリカが引っ張っていこうとしても、これ引っ張っていけないんですね。日本がいなければ、おそらく、ルール等においてもですね、ここまで来れなかったと思います。で、これはアメリカもそういう認識が、あります。日本があって初めてですね、アジアの人たちと一緒にここまで来れたという、認識は持っているんだと。これ間違いないと思いますね。あの、例えば、えー、ま、知的財産の問題もそうですね、国有企業の問題もそうですし、あの、ISDSの問題もそうです。これ日本が、いることによって、アジアの人たちに安心感を与えていますし、日本が仲介をすることによって、この会議も、前に進んでいきます。日本はアジアの人たちと、考え方、だいぶ近いところがありますね。えー、農耕民族で、みんなお米を食べてますからね。で、そこで、その、えー、そういうみんなの、この、国柄をいかに大切にしながら、この交渉を進めていくかということについてはまさに、えー、日本が中心的な役割を担っていると、私は思います」
[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)
<< なぜ「天皇陛下」の文字が?…Tweetまとめ13.12.01〜13.12.15
「アンカー」(2)張成沢処刑で金正恩新体制と中国の関係は?拉致問題進展は? >>
[0] [top]