「アンカー」防空識別圏で中国の狙いは尖閣共同管理&徳洲会事件の本丸とは?
2013.12.05 Thursday 01:42
くっくり
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村西利恵
「バイデン副大統領の発言の背景にあるのは、オバマ政権の『アジア重視』政策の正体」
青山繁晴
「はい。アジア重視といえば聞こえはいいけれども、えー、現在のオバマ政権、弱体化してるオバマ政権のアジア重視、その正体は、ひとつはこれです」
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村西利恵
「本音は、『中国でモノを売りたい』」
青山繁晴
「はい。これは、僕なりにオバマ政権の苦しみ、よく分かるんです。今のアメリカの最大の課題は、世界をどうするよりも、アメリカの若者や中年や高齢者、つまり働く人全部の仕事が足りなくて、失業率が高いままで、何とか仕事を増やさなきゃいけないんです。失業率を下げなきゃいけない。ということは、アメリカで、もう一度ものづくりをやらなきゃいけないんです。ね。で、世界に出て行った工場、元に戻すというのをオバマさんは一生懸命やってて、で、その先に何が必要かというと、アメリカで作ったものを大量に買ってくれる、マーケット、市場、国が必要なんですよね。そしてものづくりで言うと、これはフェアに申して、日本やドイツがつくる、特に日本がつくるような優秀な製品に比べて、アメリカはやっぱり、いろいろ問題・課題があります。でも、それでもアメリカ製、made in USAって言っただけで喜んで買ってくれるのは、おそらく14億を超えてるだろう人口を抱える中国なんで、従って、その中国を簡単に袖にはできません。中国でモノを売りたいからこそアジア重視であって、民主主義を守るために日米同盟を強化するっていうのは、いわば、中国に対して、その、発言権を確保するために言ってるんであって、本来の目的がこれだから、つまり、実害がなければ中国の言うことに寄り添ってもいい、になるわけですよ。さっきの、バイデンさんが言った共同管理っていうのは、あくまでも尖閣は日本の領土で、アメリカの領土でなくて、アメリカの国益じゃないんで、その部分は日本でやれっていうことなんですね、本当は」
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