「アンカー」防空識別圏で中国の狙いは尖閣共同管理&徳洲会事件の本丸とは?
2013.12.05 Thursday 01:42
くっくり
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村西利恵
「それがこのバイデンさんの発言です。『不測の事態が起きるのを回避するため、日中で危機管理メカニズムの構築が必要だ』」
青山繁晴
「これ、今朝の日本の新聞や、あるいはラジオ・テレビの報道でここに注目した報道は、僕、全部見ましたけどほとんどなかったですね。それどうしてかというと、一見普通のことを言ってるように見えるじゃないですか。ね。その、変なことが起きないように、ちゃんと日中で、危機を管理するメカニズムを作ってくれ、システムを作ってもらったり、あるいは、いざという時に連絡が取れるようにして下さいねって、コミュニケーションってさっき言ってたでしょ? それ当たり前に見えるでしょ? これ当たり前じゃないんですよ。これ実はとんでもない発言であって、これ何でとんでもないかというと、中国が主張してることと、言葉までそっくりなわけです。ね。で、そのことは、もう少しあとに改めて見ますが、まずこれが、何で問題なのかを考えていただくために、こういう、報道されざる実態を見て下さい。はい、出して下さい」
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村西利恵
「自衛隊の士官によると、『中国は、自衛隊機や米軍機の動きそのものが把握できていない。スクランブル以前の問題だ』」
青山繁晴
「はい。これ、あえて自衛隊士官という、今まであんまり使わなかった言葉を使ったんですけど、ま、別に防衛省幹部でもいいんですよ? しかし今回は東京市ヶ谷の防衛省の本省だけじゃなくて、えー、まあ今回っていうか最近僕はなるべく最前線の、航空、特に航空自衛隊の基地に出ていって、そこの戦闘機乗りであったり、戦闘機乗りっていっても指揮官ですね、戦闘機隊を指揮する人、あるいはそこの司令官その他、そういう方々に、全部士官ですけど、最近特に会うようにしてます。現場に行ってですね。で、そこで何が分かったかというと、実は中国が防空識別圏を設定したために、むしろ我が自衛隊に重大な情報が入ったんですよ。というのは、中国はレーダーの性能や、あるいは中国も、早期警戒機っていうね、あの、電子戦、電子の戦いに使うような飛行機をいちおう、持ってるんですけど、ほとんど役に立ってなくて、あの設定した識別圏で、自衛隊機や米軍機が普段通り飛んでるんですが、それ自体、把握できてない(一同ざわ)。スクランブルっていうのは、中国の戦闘機が、緊急発進することですが、それ台湾の国防大臣が、いや緊急発進してるって言って、日米が何言ってんだ、そんな事実はないと。事実ありません。嘘です。ね。嘘ついてるだけじゃなくて、それ以前に、動きが把握できてないから、スクランブルの発進のしようがないんです。はい。ということは、これは中国が今回、いわば焦ってこれをやったために、自衛隊にも何が分かったかというと、あるいは米軍にも何がばれたかというと、これです」
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