【続・記憶せよ12月8日】外国人から見た日本と日本人(37)

2013.12.03 Tuesday 00:23
くっくり



 五十年間を振り返ると先の戦争が残酷なものであったにも拘わらず、善なるものも生みました。あの戦争によって世界のいたるところで植民地支配が打破されました。
 そしてこれは日本が勇戦してくれたお陰です。新しい多くの独立国が火の中から不死鳥のように姿を現しましたが、誰に感謝を捧げるべきかばあまりにも明白です。

 これからは新しい国も古い国も互いに手をしっかりと結び合って平和を強化し暴力によってさいなまされている諸国民を苦しみから救おうと努めなければなりません。

■許文龍=台湾人。1928年(昭和3年)生まれ。台湾の実業家、ヴァイオリニスト。奇美実業の創設者。
1999年(平成11年)5月22日、台南市社会教育館における、後藤新平・新渡戸稲造の業績を称えるシンポジウムにて

 私も日本人として生まれ、学徒兵として動員されました。大東亜戦争はいまでも間違っていないと思っているんです。唯一の間違いは、戦争に敗けたことです……。
 私はかつて日本人であったことに誇りを持っていますが、逆に日本の方々は誇りを持っていないんですね。どうか皆さん、過去に対して正当な評価と自信を持って下さい。

○鄭春河=1920年(大正9年)台南生まれ。日本名「上杉重雄」。台湾に志願制度が布かれた1942年(昭和17年)血書歎願し陸軍特別志願兵としてチモールに従軍。1993年(平成5年)小冊子「嗚呼大東亜戦争」を自費制作し日本の関係各者に配り、戦後日本人に覚醒を促した。2005年(平成17年)没。
「台湾人元志願兵と大東亜戦争」より

 現代では、帝国主義による拡張政策は侵略と呼ばれ、国家悪の元凶と考へられるやうになったが、それは大東亜戦争といふ試練を経て会得した人類の思考の進歩であり、多大の犠牲を払ったあげくに達し得た理念である。
 換言すれば、大東亜戦争といふ一大転機がなかつたならば、依然として帝国主義の時代が続いてをり、各国は領土拡張に鎬を削つてゐたであらう。

■アーノルド・J・トインビー=イギリス人。歴史学者。
毎日新聞 昭和43年3月22日付より

 英国最新、最良の戦艦二隻が無謀にも航空部隊の援護なしに出撃して日本空軍(註:海軍航空隊)によって撃沈されたのち、カルタの家のように陥落した。
 東南アジアにおける英国の軍事的崩壊は、特別にセンセーションをまき起こす出来事であった。それはまた、永続的な歴史的重要性をもつ出来事でもあった。

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