【続・記憶せよ12月8日】外国人から見た日本と日本人(37)

2013.12.03 Tuesday 00:23
くっくり


2001年(平成13年)8月16日フジテレビで放送されたドキュメンタリー「特攻・國破れても國は滅びず」より

 日本人兵士と私は仲良くなり、親密になりました。終戦の2〜3週間前、彼は私に日本の歌を教えてくれました。(中略)

 「戦争は終わります。もう、君と会うことがないでしょう。身体に気をつけて、僕は山に行きます」
 それが彼との最後でした。彼は二等兵でした。日本人もフィリピン人と同様にセンチメンタルなんだと分かりました。

 遠いアメリカを味方にして、隣国の日本と戦わなければならないフィリピンの思いが想像できますか。でも、それが人生です。失敗から学べます。

 死を覚悟していました。そんな彼が好きでした。彼がここから去って行く時、彼は二度と日本へ帰らない事、死んでいく事を知っていたのです。このような英雄的資質の武勇伝を現代の日本の若者は知るべきなのです。

 私からのメッセージは、もっと神風特別攻撃隊に関する本を読んでください。
 日独伊枢軸国やアメリカ同盟国の英雄として認められている人でも、神風特別攻撃隊員の勇気、決断、武勇に等しい人はいません。

 一つの大きな違いは、だれでも戦争に出征すれば死を覚悟します。死を覚悟して出征するのですから勇気があります。しかし、この勇気ある人々は、今死ぬということを知らない人達です。
 特攻隊員の場合は、離陸した時点で死んでいくことを知っているのです。事実、彼らは祖国のために自分を殺します。比類の無い存在ですから。

 尊敬されるべきであり、記憶されるべきなのです。日本国民は今の日本人の本質と粘り強さを受け継いだ象徴として彼らに感謝すべきです。
 長崎と広島に原爆が投下されたにもかかわらず、世界に対し大国になったのも神風特攻隊と同じように必死に頑張った人々がいたからです。

■ケマル・イドリス=インドネシア人。ペタ(1943年10月、日本軍政下におかれたジャワで結成された郷土防衛義勇軍)出身。元中将。
日本会議DVD「独立アジアの光」より

 日本精神は我々にとって一番。なぜなら、日本精神で我々はオランダに向かったのです。我々はこの精神を独立戦争に持ち込み、その結果、独立を達成したのです。
 我々は武器はなく、たとえ竹槍で戦っても、勇敢でした。だから我々は独立戦争の基本となった軍事能力を与えてくれたことに大変感謝しているのです。


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