「悠」の字に込められた願い

2006.09.13 Wednesday 01:51
くっくり


《解字》
会意兼形声。攸ユウとは、人の背中に細く長く水を注ぎかけているさまを示す会意文字で、滌テキの原字。長く続く意を含む。悠は「心+音符攸」で、思いが長ながと続くこと。憂いが断ち切れないとき、ゆるゆると長く伸びるとき、また、年月や川の流れが長くとおく続く形容に用いる。攸
《単語家族》
條(=条。細長い枝)絛トウ(細長い糸)などと同系。

・新明解国語辞典(三省堂)より
悠久(ゆうきゅう)
 想像もつかないほど遠い過去から変わらずに続く様子。
悠遠(ゆうえん)
 今から見て、数えきれないほど長い年月を隔てている様子。

 この話を夫にしたら、「う〜ん、まぁ天皇家がこれからも長く続いていくように、って願いは込められてるかもしれんけど、それ以上のことはどうかなあ」と。
 ですが、紀子さまのご懐妊は皇室典範改正問題で国論が二分されている最中に起きたことであり(有識者会議の報告書が出されたのは昨年11月だった)、そこには当然、今後も「男子継承」で繋ぎたいという天皇家、秋篠宮家の御意志があったと思うんです。

 天皇皇后両陛下も、悠仁さまご誕生の日に出された文書の中で、「様々な心労を重ねた10か月であったと思いますが、秋篠宮夫妻が、その全てを静かに耐え、この日を迎えたことを喜び、心からのお祝いの気持ちを伝えたく思います」と仰せになっています。

 男系継承の歴史は神話の時代を含めると2660年以上に及びます。歴史文献に残っているものを見ても、少なくとも1500年以上に渡って連綿と続いてきていることになります。そしてこの間、継承が女系に移ったことは一度もありませんでした。

 私のような平凡な一国民ですら、「こんなにも長きに渡って守られ続けてきた日本の伝統を、男系継承を、私たちの世代で安易に変えてしまってよいものだろうか?」と感じるのです。当事者である皇室の皆様は、もっともっと強くそう思われているはずです。

[7] << [9] >>
comments (21)
trackbacks (4)


<< 「たかじん委員会」秋篠宮家に親王ご誕生で皇室典範改正は?
アジアのリーダーはアジアの教育者でなければならない >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]