「アンカー」中国防空識別圏設定で日米安保に想定外の事態&猪瀬都知事が5000万借入問題で墓穴?
2013.11.28 Thursday 02:29
くっくり
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村西利恵
「自衛隊は『政治と経済を分ける』という意味だと受け取った」
青山繁晴
「はい。そしてさらには、政治と経済を分けることに成功したと習近平さんが考えてしまったんだと。それどういうことかというとですね、つまり、ここで良い関係ってのは経済だけに絞った話で、トヨタの張富士夫さんっていう、元社長・会長の大物をトップにした、経済代表団を受け入れて、そして、李克強首相や習近平主席は会わなかったけれども、副総理が会ったわけですよ。で、それを見ても、あ、これは関係改善だと、日本側は、外務省も官邸も受け取ったわけですけど、それはむしろ分離をして、中国側からしたら、中国、あるいは中国だけじゃなくて日本を除く国際政治は、政治と軍事は一体ですから、こっち(経済)を分けたってことは、政治と軍事はきつく出るぞと、いうメッセージであって」
岡安譲
「ああー、なるほど」
青山繁晴
「そしてそれを自衛隊が正確に分析してたのに、それが官邸に上がってなくて、ね、もう一回言いますよ? 市ヶ谷の防衛省とか、あるいは内局とか、あるいは航空幕僚監部の中でも、それは実はあんまり話してなくて、現場の指揮官レベルでは、お互いの情報交換で全部把握してたのに、それが上がってなかったわけですよ。それを考えると、今日最新のニュース、はい、この意味をもう一度考えて下さい。はい、出して下さい」
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村西利恵
「国家安全保障会議創設関連法案がきょう、参議院で可決・成立しました」
青山繁晴
「はい。えー、安倍総理が、安倍さんが、その、国家安全保障会議をつくらなきゃいけないと、思ったのは、年内に尖閣について新たな動きがあると、いうことを、もともと、これは、自衛隊でもなければ外務省でもない、インテリジェンスから、それを、いわば情報を入手して、これを早くつくらなきゃいけないと、いうことになったわけです。ね。じゃあこれでめでたしか。違います。そうじゃなくて、これ、もう、つくられることは、今日事実上決まったと言ってもいいですが、じゃあ問題はその中身ですよ。その中身が、今の憲法の枠内でスタートするわけですし、その、自衛隊なら自衛隊の、その現場の掴んだ情報や、現場の動きでキャッチしたものが、正当にきちんと、この、NSCにちゃんと上がって、そしてその、NSCが実際に総理の決断を促し、総理が安倍さんに限らず、どんな総理であろうとも、正当な、フェアな決断をできると、それ、しかも時間を置かずにできるという中身をつくらなきゃいけないわけです。これは特定秘密保護法の、僕は、審議にも関係すると思うんですよ。つまり、問題は中身をきちんと、その、直し直し詰めていくことであって、今日できるから安心じゃなくて、できてしまったらそこに既得権益がぶら下がってその組織が腐っていくってのが日本でしたから、だから実は先の戦争にも負けたと思いますから、そこを変えることを、皆さんこの機会に、防空識別圏って耳慣れない言葉も、みんな馴染むようになって関心が強い、今こそ、一緒に考えたいと思います」
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