青山繁晴さんが衆議院国家安全特別委員会にて特定秘密保護法案めぐり参考人として発言
2013.11.19 Tuesday 18:30
くっくり
政治部10年です。この国会に10年通いました。
そしてこの今回の法案の、原案を最初に見た時に、当然、取材の自由、それは記者が自由に動けるってことではなくて、国民がメディアを通じて本当の情報を知れる、知ることができる法案なのかどうかっていうのは最大関心事の一つでありました。
しかし私の拙い経験に基づいて言えば、たとえばどこかに不法に侵入したり、あるいは、まさか暴力を使ったり、脅したり騙したり、そのようにして情報を取ったことはただの一度もありません。
そしてさらに、国家公務員に対しても、数知れず取材を行いましたが、その時の罰則はたとえば懲役1年であって、今回の法案、10年になる。
前は取材ができて、今回は取材できない、そんなことは記者の現場を知らない方のおっしゃることじゃないかと思います。
すなわち、日本の公務員は、普通は、定年になるまで勤め上げるためにむしろ公務員って職を選ばれてる人も多い。
たとえ懲役が1年であっても、職を失い、地域から弾劾され、家族まで貶められるというのが現状ですから、実は従前から、国家公務員の方々は、非常に苦しみながら、国民に真実を知らせるために、記者とそれなりの信頼関係を築いてきたと思います。
従ってこの法案においても、その取材活動が不正なものに限られることが、もう一度、さらに強調されれば、私の後輩の諸君を含めて、記者が取材の自由を失うことはないと、確信しております。
以上でございます。委員長、ありがとうございました。(議場拍手)
____________________________書き起こしここまで
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他3名の参考人の方々の発言のあと、質疑に入りました。
青山さんは薗浦健太郎委員(自民)はじめ各委員の質問に答えました。
ちょっと今回そこまで追いかけられなかったので、すみませんが、あとは皆様各自で、衆議院のHPのビデオライブラリあるいは各種動画サイトからご覧になって下さい。
この日は、西村幸祐さん(一般社団法人アジア自由民主連帯協議会副会長)も参考人として出席されましたので、西村さんの発言もぜひ合わせてご覧下さい。
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