「アンカー」消費税めぐる暗闘&安倍政権は米国の言いなりにならず原点に立ち返れ

2013.11.07 Thursday 02:02
くっくり


村西利恵
「それが公明党の山口代表」

青山繁晴
「はい、この方です。えー、山口さんだけのことではないですが、要するに公明党の方に、財務省が手を伸ばし、そして公明党の方もそれに応じ、何が行われてるかというと、たとえばこれです」

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村西利恵
「財務省の首脳陣と密会で、ヤミ合意をした」

青山繁晴
「はい、実はですね、あの、総理の側近から昨日の朝お話を聞くだけじゃなくて、そのあと日本のインテリジェンスも含めて、それから政治家たちも含めて、あっちこっちあっちこっち、会ったり電話して確認していったら、財務省の、実際に名前も出たんです。2人出ました。ね。首脳陣の中の2人。しかしその2人から、確認取れないから、これ今、伏せただけで、山口さんと接触なさってること、それあえて密会と言います、だって表に出てませんから。ね。密会、ま、水面下の会談、密会だとまるで、男女の何かみたいですが、でも本来の意味はそうとは限らないですよ?水面下の会談なさってることは、間違いがありません。そして、合意に、国民の知らないところで合意に、ま、仮の合意と言うべきでしょうが公平に言うと、達してることも間違いがない。その合意は、何かというと、これです」

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村西利恵
「10%への引き上げを進めるというのが公明党。そして財務省側は軽減税率を始める。これで合意したと」

岡安譲
「えー、そうなんですか」

青山繁晴
「これは、元の姿を考えていただきたい。財務省は、軽減税率にずっと反対してきました。ね。表で見るよりも水面下ではもっと激しい働きかけがあった。軽減税率っていうのは、ご承知の通り、たとえば消費税は、所得の多い少ないに関わらず全部かかってしまうから、所得の少ない方が食料品を買ったり、それから、同じ、こういうその、着る物でも下着、下着着ないで生活できないですから、そういうものについては、消費税をゼロにするか、すごく安くすると、ね、という考え方が当然あって、でも本当はそれはたとえば北欧で20%、25%の消費税で適用されてるわけですよね。で、財務省は、こういう低い税率で、その軽減税率やると、その、何のために消費税入れたのか分からなくなって、財政再建もできなくなるし、それからメディアに対して財務官僚が一生懸命話してるのは、実は、高額所得者も、食料品、それから下着類が、要するに消費税がタダになっちゃうから、本当は不公平の解消にもなってないってことをずーっと、僕も古巣の共同通信も含めて徹底的に財務省やってきたわけです。ところが、ヤミ合意では、あ、それやりましょうになったわけです。メディアも国民も知らないところで。で、それは誰に対してかというと公明党、つまり、連立を組んでる公明党に対して、公明党が10%に引き上げを強力に進めてくれて、安倍さんのこともドーンと、押すんだったらこれ認めますと」

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