「アンカー」消費税めぐる暗闘&安倍政権は米国の言いなりにならず原点に立ち返れ

2013.11.07 Thursday 02:02
くっくり


岡安譲
「さ、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーです。青山さん、今日はどんなお話でしょうか」

青山繁晴
「うーん、いや、あの、今のニュース(この直前、各地に広がるメニュー偽装のニュースについて解説)が深刻だったから、ま、少しは、明るい話をしなきゃ、いけない、っていうかしたいところなんですけど、今日はコーナーも、第2次安倍政権に厳しいことを言わねばならない、という、今週はそのテーマです。で、今、臨時国会開かれてまして、そこで、NSC・国家安全保障会議や、あるいは秘密保護法を作るための、その審議が行われてるんですけど、本当は国家安全保障会議とか、その特定秘密保護法なんかも、第1次安倍政権の時の積み残しなんですよ」

岡安譲
「そうですね。…始まった話で」

青山繁晴
「だから積み残し処理だけを今やってるわけです。で、あの無残な辞め方をした安倍総理が、国民のお許しと、天の許しをいただいて再登板したってのは、その、自分の前の政権の積み残しを処理するために、国民が、あるいは天が許したわけじゃないんですよ。それは日本の根本の問題を考える、考えてくれるんじゃないかと思って、安倍さんに賛成の人も反対の人も、みんな、あの、違いを乗り越えて、いわば、今の政権できてるのに、たとえば、憲法改正どこ行ったんですか?」

岡安譲
「最近、全然論議されてませんね」

青山繁晴
「憲法、の中に、最後の方に96条って改正条項があって、改正のハードルが高いと。そこからやりたいと言って、国民が、憲法改正に反対したんじゃなくて、そこが入り口っていうのはどうですかって意見を、ま、世論調査を通じて言ったわけですよね。9条とか、憲法前文(まえぶん)とかそういうことを考えるんじゃないのかと。で、それはまあはっきり言うともう引っ込めてるわけですよ、事実上。そしたらそのあと憲法改正の話はどこかへ行っちゃってですね、アベノミクスだけになってますけど、アベノミクスもたとえば、その、中小零細企業を、どうやって盛りたてていくのかっていうところも、すぽっと抜けてるわけですね」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「で、あの、これはもう、もちろん黙ってる場合じゃないので、たとえば、昨日の朝、安倍総理が一番信頼してる側近、これは政治家じゃありません、はい、冷静な判断をすることで安倍さんも信頼してる、厳しい意見も言うことで信頼されてる人に会って、今言ったようなことを、バーッとぶつけていったんですが、そのお話もいたしますが、実はそのお話の中でですね、ちょっと僕も、想像しなかった、話題になりまして、えー、今、安倍さんが悩んでるってことなんですけど、その悩みの原因、実はこれなんです(フリップ出す)」

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