婚外子平等でもフランスのように正妻の取り分を増やすなど配慮を

2013.11.05 Tuesday 00:57
くっくり


 それでは、国会は、そしてわれわれ国民はどうすればよいのでしょうか?
 井上さんはこうアドバイスしています。

 「大法廷からいわれなく半分規定が違憲といわれた以上、国会は法律の制定権者として、全国民の代表として、毅然とした態度を示すべきである。衆議院と参議院の決議の形式がよい。まず、憲法裁判所ごっこという露骨な越権行為をした点を、国民の名において強くたしなめることが必要である。これを見逃しては、国民主権原理も三権分立制度も有名無実となるし、国会の権威失墜を招く。
 越権行為のなかでした違憲判断は、その内容に踏み込んで法律を改正する必要があるか否かを議論しない。そのようなことをすれば、裁判所は図に乗って越権行為を繰り返すに違いない。
 最高裁も所詮、国家機関の一つにすぎない。民主主義の下、国民誰でもおかしいと思ったら批判すべきである。庶民が政府の悪口を言うのと同じように。最高裁を神聖視する誤りの果てに、無批判的に最高裁の判断を受け容れる愚を侵すことなかれ。
 国会議員には、改めて不倫の被害者である正妻側がなぜ2%の婚外子側に我慢しなければならないのかを思案していただき、しっかりと民意を汲むことをお願いする」

 あと、井上さんは触れていませんが、これが夫婦別姓、最終的には戸籍をなくすムーブメントへとつながっていく可能性も指摘しておかねばなりません。

 実際、婚外子側の支援者らは「なくそう戸籍」という垂れ幕を掲げていました。

image[131104-05koseki.jpg.jpg]

 井上さんの法律にまつわる解説はちょっと難しかったかもしれませんが、要は、私たちが庶民感覚として「何か変だぞ」と感じているこの思いを、国会議員にぶつけていくことだと思います。

 皆さん、声を挙げましょう!

法務省にメール
http://www.moj.go.jp/mail.html
首相官邸にメール
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
自民党にメール

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