婚外子平等でもフランスのように正妻の取り分を増やすなど配慮を

2013.11.05 Tuesday 00:57
くっくり



 それには私たち国民の後押しがどうしても必要です。
 皆さん、関係各所に意見を送りましょう。

法務省にメール
http://www.moj.go.jp/mail.html
首相官邸にメール
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
自民党にメール
http://www.jimin.jp/voice/
谷垣法務大臣・自民党議員への意見送付先は「アリエスの雑記帳」さんにまとめられています。
http://ariesgirl.exblog.jp/21321545/


 意見送付にあたり、参考になるかもしれない解説を以下に紹介します。
 そのうちブログで紹介しようと思いつつ、延び延びになっていたものです。

image[131104-04inoue.JPG]

「WiLL」2013年11月号 井上薫(弁護士・元裁判官)
【婚外子違憲判決 八つの誤り】

 「有識者のコメントは、ほとんどが手放しの賛成であった。各紙の社説もまた同様である。全体として賛成意見の嵐が吹き荒れた。
 しかし、何かおかしい気がする。
 それほど無効が明らかで国民みんなが憲法違反で一致していたというならば、なぜ国会は半分規定(注:非嫡出子の法定相続分は嫡出子の半分と定めた民法の規定)を制定したのであろうか?
 国民の代表者が制定した半分規定はそれ相応の根拠があるのではないか?
 特に妾の存在に苦しむ正妻の立場はどうなるのであろうか?
 夫の不始末に夫の死後まで苦しめられるのがこの世の道理なのであろうか?
 各紙が取り上げた有識者のコメントの裏には、無数の声なき正妻の本音が隠されているのではないのか?」

 という国民の多くが抱いている疑問を代弁した後、井上さんはこう続けます。
 
●正式な夫婦(夫の死後は正妻の利益)の尊重を貫けば非嫡出子に分け与えるいわれはないものの、非嫡出子の将来の生活を慮(おもんばか)り、父親の遺産の一部を取らせることとした。ただ、嫡出子と同等とするわけにもゆかず、国会が立法裁量権を発動して、非嫡出子の法定相続分は嫡出子の半分と定めた半分規定が誕生した。

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