婚外子平等でもフランスのように正妻の取り分を増やすなど配慮を

2013.11.05 Tuesday 00:57
くっくり


婚外子、平等相続の判決…最高裁決定で東京地裁(2013年10月29日07時40分  読売新聞)
 結婚していない男女間の子(婚外子)である東京都内の40歳代男性が、結婚した夫婦の子と同額の相続を求めた訴訟で、東京地裁(花村良一裁判長)は28日、婚外子の相続分を半分とした民法の規定を「違憲・無効」とした9月の最高裁決定を踏まえ、男性の請求を認める判決を言い渡した。

 最高裁決定を基に、婚外子に平等な相続を認めた判断は初めてとみられる。自民党内の反対などで、規定を削除する民法改正の動きが滞る中、司法が相続格差の是正を先行させた形だ。

 判決などによると、男性の父親は2006年に死亡。当時、男性は認知されておらず、父親の妻と3人の子供が遺産を相続した。後に男性は婚外子と認められ、11年に提訴した。

 すっきりしません。これを「平等」と人は言うのか。
 しかもこの男性、父親の死亡時に認知されてない。
 ってことは、多くの人が心配してた「父の死後ひょっこり婚外子が現れて同じ額だけ遺産持って行く」に類するパターン?
 
 男よ、どんどん外に愛人こしらえなさい、子供産ませなさい!
 ……と言ってるようにしか聞こえませんが。
 ひょっとして司法は少子化改善に貢献でもしてるつもり?

 実は、婚外子の増加と合計特殊出生率(一人の女性が一生のうちで産む子供の平均人数)の上昇には因果関係はないという見方もあります。
 なぜなら、イギリス・フィンランド・アイルランドは婚外子が増えているものの、合計特殊出生率は増えていないんだそうです。
 逆に、婚外子が増えて合計特殊出生率も増えたフランス・スウェーデンなどは、家族政策にGDP比3%以上支出している(日本は約1%の支出に留まる)のだそうです。
 (2013年11月3日放送「新報道2001」鈴木英敬・三重県知事による)


 思い起こせば、婚外子に平等な相続を認めた最高裁決定が9月に出た時、メディアはほとんど全て横並びで「賛成」を表明しました。
 が、世論調査を見ると必ずしもそうはなっていません。

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