山本太郎議員が園遊会で天皇陛下に「直訴」

2013.11.01 Friday 01:56
くっくり



−−陛下は何かおっしゃいました

「特に何か僕の言葉に対して、何かお答えをくださったというわけではないですが、手紙を読んでいただけますかということをお伝えしたら、受け取ってくださったということですね」

−−受け取ったのは侍従長か

「いや違います。天皇陛下が直接受け取っていただきました」

−−なぜ陛下だったのか

「なぜ?」

−−なぜ天皇陛下だった

「きょう、園遊会という場面だったのでということなんですかね」

−−陛下は山本議員の中では特別ではないんですか

「この国の象徴であるという意味合いで、やはり全国民にとってはそれぞれ思いのある存在だとは思いますけれど」

−−足尾銅山鉱毒事件があって、国会議員の田中正造が天皇陛下に同じように直訴した。それは、いまでも歴史的にたたえられている。今回の手渡しで、ツイッター上では平成の田中正造という評価がある。田中正造のことは意識したか

「意識というものは、はっきりといえば特にはないです。田中正造さんの存在は知っています。直訴されたということも知っています。当時も公害であったりとか、そういうものに苦しんでいる人たちがいて、やむにやまれずというか、本当にそのメッセージを伝えたいという部分で行動なされたと思います」

−−直訴をして何かしてほしいということか

「現状を、さきほどから繰り返しているとおり、僕が感じる現状というものを陛下に知っていただくためにお手紙をしたためたという形です」

−−足尾銅山の鉱毒事件よりも今回は広がりが大きい。切羽詰まった感じがあったか

「もちろんそうですね。プルトニウムの半減期2万4000年ですよね。プルトニウムはもうおそらく気化したであろうと。なぜならプルトニウムが気化する温度よりもっと高いモリブデンというものもすでに、茨城県の気象台で、あるということは、存在は明らかにされているんですよね。2011年の時点で。じゃあどうして、それだけ多くの放射線各種が日本全体にばらまかれた状態でありながら、セシウム、ヨウ素というものしか中心に調べないのかということですよね。もっと細かく調べていかないことにはそれぞれの汚染度は分からないわけですよね。どちらかというと、国もメディアもこの汚染は福島にしかないという印象が強い感じがするんです。ようは福島県にしか汚染が存在しないというような取り方ができるような報道があまりにも多い。そうじゃない。東日本一帯に広がっているじゃないか。まだ。東京にもホットスポットありますよねという話ですよね。で、事故前から考えたら、いま僕たちが与えられている基準というのはあまりにもおかしいじゃないですか。放射線管理区域以上のところに人々が住んでてよかったかって。当たり前のことが当たり前に伝えられなくて、当たり前のようにそれが報道されないというのはあまりにもおかしいじゃないですか。いまの話から少しずれてしまったかもしれないですけど」

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