「アンカー」天安門車炎上事件の深層&日本海側メタハイ調査を国が明言

2013.10.31 Thursday 02:48
くっくり



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村西利恵
「中国の国営の新華社通信はこの事件の第一報で、『事故』と報道しました」

青山繁晴
「ええ。これあの、正直、僕はこの新華社の報道に接した時にですね、まあ、呆れました。というのはさっき言いましたとおりね、この天安門って、本当に警戒厳しくて、例えば、同じ、もと共産主義の国で言うと、モスクワに赤の広場ってあるじゃないですか。で、あそこで僕一度、軍に身柄拘束されたことがあるんですよ。で、その赤の広場より、はるかに厳しいですよ、ここ。ね。観光客いっぱい入れてますけど、本当は、ものすごい厳重な警戒で、その一つの理由は実は天安門広場は、毛沢東国家主席の亡骸まで、いわば公開してるわけですよ。だからそういう意味もあって非常に警戒厳しい。そこにですよ、その、ああいった車が、その、歩道にどんどん乗り上げてきて、しかもさっき、見ていただいたかな?その天安門広場の正面のとこに、誰でも知ってますね、毛沢東主席の写真がドーンとあるじゃないですか、あれ中央部で一番大事なところですね。そこまで、その、ありとあらゆる柵を突破して、その、交通事故で車が入ってくるんですか?だからそんなことはあり得ないんですよ。だから、ああもう隠すつもりだなと、いうことはこれで分かるわけですが、これ隠すだけじゃなくて、重大な意図があって、それはこれです」

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村西利恵
「西側メディアへの脅し」

青山繁晴
「はい。その、中国共産党による中華人民共和国、建国の地でもあります、あの天安門広場の上で、まさしく毛沢東、さんが、1949年10月1日に、中華人民共和国の建国を宣言した場所でもあるんですよ。いくつもいくつもそういう要素が重なってて、そこでまさかテロをやられたとなったら、もう習近平政権自体の信頼性も、ドンと低下しちゃうから、事故と報道しろと。ね。西側メディア、そのとおりですが、ま、やっぱり一番意識したのはむしろ日本のメディアだろうと、僕、共同通信にいた経験からもそう思うんですが、その、とにかく事故と報道しろ、テロってやるなよっていう実は脅しなんですよ。これ脅しってね、誇張した言葉じゃないです。というのは、その、中国が気に入らないとなったら、その、特派員の追放とか、あるいは、その、支局の開設不許可とか、やられると、中国経済、今ほんとはすごく下り坂に入ってるけど、でも、大きくなってるってイメージでしょ?だから当然、共同通信も含めてどこのメディアもそこに支局、特派員を置かせてもらわないと、そのメディアの、いわば生存に関わるようになるわけですよ。だからこの脅しって実は、効くわけで、皆さんもう一回日本の報道ぶりを、これ、1日半のことですから、これご自分のとってる新聞とかご覧になったテレビ、もう一度ね、検証していただくと分かります。事故と、日本のメディアも使ってます。明らかに違うのに、北京の特派員でそんな分からないわけはないのに、事故とやって、ま、正直言うと、申し訳ないように、でもテロかもねって解説をつけてたってのが日本の報道ぶりの現実だったんですよ。それ打ち破ったのは、これは僕すごく残念なんですが、記者の良心ではなかった。記者の良心じゃなくて、インターネットが打ち破ったんです。これです」

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