「アンカー」安倍総理靖国参拝見送りの理由と真榊奉納の大きな意味&靖国の根本的な問題
2013.10.24 Thursday 03:29
くっくり
青山繁晴
「ここにみんな普通にこうやって、あの、お参りできます。で、正式参拝はこっから上がって本殿に入るんですが、行かれたらですね、この拝殿から、つまり靴脱がなくてもお参りできる拝殿からそのまま靴のまんま、こっち、ね、向かって左側に抜けていただくと、小さな入り口があります。で、今、鎖がかけてあって、それは中でいたずらが最近されたからですが、すみません、これありのままに申しますが、鎖かけてあったらそこに必ず警備の方いらっしゃいますから、青山繁晴の野郎に、聞いたと言って下さい。絶対開けてくれます。手間がかかっても必ず開けてくれます。開けていただいて、中に入っていただくと、もちろん全部無料ですよ? そしたら、実はお社2つあるんですが、こっちとこっちにね。で、その奥の方の鎮霊社、これ見ていただいても、これ、お社なのに、鳥居が建ってないんですよ」
岡安譲
「そうですね」
青山繁晴
「そうでしょ。で、行けば分かりますが、そう、普段感じない人でもものすごい怨念のような気配を感じます。というのは、これは、合祀されない、されないのに、私利私欲で戦ったんじゃないのに、されてない方々を、とりあえずはここにいていただいているという場所なんですよ。その方々を、ここは霊璽簿奉安殿(れいじぼほうあんでん)って言いまして、お名前書いてここに、奉ると、弔われるわけですよね、みんな神様になる。それを、いろんな意見あっても、これを考えませんか。(合祀)しなくていいのかってその通りで、しろって言ってるんじゃなくて、考えませんか。だから僕は評論家じゃないんで、タレントでもありませんから、実務屋ですから、靖国神社に何度も通って、靖国のトップは宮司さんって方ですが、歴代の宮司さんも、それから、神官、神主さんたちもずっとこれを議論してきたんですね。だからそれを、個人的な話じゃなくてみんなでやりませんか。そして最後にこれです。はい、3番め」
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山本悠美子
「遊就館(戦争資料館)に、“戦争に負けた理由”を展示しなくていいのか」
青山繁晴
「はい。これはですね、敗戦後もう70年近いですが、なぜ戦争になったかっていうことだけは、もうたくさんたくさん不毛とも言っていいぐらい議論してきましたが、なぜ負けたのかっていうことをほとんど議論してませんから。たとえば、この遊就館の中に、日本で唯一の本格的な戦争資料館と言ってもいい、資料価値も高い、そこに零戦が、飾ってあるんですが、これも時間はないけれども、ハワイで言えば、観光でハワイ行かれた時に、ワイキキビーチから車で20分行くと、もう真珠湾です。その真珠湾の記念館の、向かい側に、ミズーリって大きな船が今、つながれてて、その甲板上で降伏文書に調印した。ね。そこまでは知られてるけど、その奥へ行って下さい。大きな戦艦、軍艦の横が、わずかにへこんでる。それ見事零戦が、特攻作戦でぶつかった跡なのに、実際はミズーリは、ちょっとへこんだだけです。そのパイロットは、犠牲者じゃない、朝日新聞などが言ってきたような犠牲者じゃない。軍国主義に騙されたんじゃなくて、自らの生き方として祖国のために殉じることを選ばれたけれど、その作戦は正しかったのか。正しかったら勝ったはずですね。時の政権や、将軍たちに問題はなかったかっていうことを、遊就館で展示して、初めて若者は、そこで歴史が学べる。これ実は、今日のこの番組のために改めて、靖国神社の現役の、すごく勉強されてる神主の方と電話で話したら、展示してないのは事実なんで、私たち考えたいっていう、お考えもいただいてるわけです。さあこれがもし公営になれば、みんなの意見がそのまま、どんどん議論できるようになる。本当に考えるべきは、こういうことじゃないでしょうか。最後に申せば、公営になれば、総理は参拝するのが当たり前です。するしないの問題も、実はなくなります。もう一度申します。みんなでじっくり、これから考えませんかという、問題提起です」
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