産経新聞的ちょっといい話(読者投稿欄より)
2013.10.21 Monday 01:13
くっくり
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【命をささげた兵士に感謝を】
2013.6.26
船員 渡辺伸吾(58)愛媛県今治市
23日は「沖縄慰霊の日」だった。私はかつて自衛隊にいて、沖縄で勤務していたこともある。
昭和52年6月23日、陸自隊員が那覇駐屯地と知念分屯地から、糸満市にある戦没者慰霊碑に向け夜間行軍を実施した。沖縄戦没者への慰霊行軍である。持ち物は水筒だけだった。
夜中に出発し、明け方に到着。全隊員が指揮官の号令のもと、黙祷をささげた。しかし、翌日の地元新聞は「軍靴で聖地を汚し冒涜した」と大きく報道した。
隊員は祖国のために命を落とした軍官民に対し、心から哀悼の意を表しただけである。本来なら戦死者に対する最高の敬礼である「着剣捧げ銃(つつ)」の敬礼、弔銃発射を行うべきだが、それは沖縄では許されない。
地上戦で多くの住民が犠牲となった沖縄には、複雑な感情があるのだろう。しかし、沖縄を守るために命をささげた多くの兵士への感謝は、忘れてはならないのではないか。
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【両陛下ご訪問で農家励みに】
2013.7.30
無職 石田次男(67)福島市
天皇、皇后両陛下が22、23日の両日、福島県を訪問された。東日本大震災後、福島県のご訪問は、一昨年5月と昨年10月に続いて3回目だが、福島県をずっと気にかけてくださっていることに感激している。
特に今回、両陛下が楽しみにされていたのが、風評被害にあえぐ桑折(こおり)町の桃農家を訪れることだったようだ。豪雨被害のために農園をご覧になれなかったのは残念だったが、生産者とは懇談され、桃作りの苦労話などを聞かれたという。
福島県は献上桃の産地でもある。皇室に届けられるほどおいしい桃が福島県で生産されているのは県民の誇りだが、震災後は先方の気持ちを考慮して、県外の知人に贈るのは自粛していた。両陛下の思いを考えると申し訳ない限りだ。
今年の献上桃は区切りの20回目を迎える。桃農家だけでなく、風評被害に苦しむ福島県の多くの農業従業者にとって、両陛下のご訪問が何よりの励みになったのは間違いない。
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