産経新聞的ちょっといい話(読者投稿欄より)
2013.10.21 Monday 01:13
くっくり
【助け合う被災者の姿を見て】
2013.1.18
無職 宮本規子(65)米・ニューヨーク在住
18年前の阪神大震災の後、私は海外メディアの通訳ボランティアとして、神戸に向かいました。まだ電車は一部区間しか走っていない状況でした。
翌日の朝、ニューヨークから来た新聞記者と被災地をまわることになり、被災者の体験を取材しました。その中で、神戸市長田区の避難所を訪れたときのことが忘れられません。
1人の高齢男性に声をかけると、その方は在日韓国人で、震災で息子と孫を亡くしていました。そんな悲しみの中、その方は「私は戦後からずっと日本人のことを斜めから眺めていたが、今回の震災では本当に心から日本人に深く感謝している」と語ったのです。
被災地で互いに助け合う日本人の姿が、その方の見方を変えたのでしょう。記者にとって思いも寄らぬ答えだったようです。
その横で、私は「日本は何て素晴らしい国なのだろう」と、心から日本を誇らしく思いました。
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【国歌教えてくれた先生に感謝】
2013.3.25
高校生 竹内愛実(17)千葉県いすみ市
私が国歌を歌えるのは、小学校のときに習った音楽の女性教諭のおかげです。
先生は「卒業式や入学式では必ず歌うものだから、歌えないのは恥ずかしいでしょう」と国歌と校歌は、児童全員が歌えるまで指導してくれました。
3学期に入ると、先生のピアノ伴奏で国歌と校歌を歌ってから音楽の授業に入り、歌が苦手な私も国歌と小学校の校歌だけは今でも自信があります。
でも引っ越して入った中学では、入学式などの国歌斉唱のときに、席を外してしまう先生などもいて、伴奏だけが流れる異様な雰囲気でした。
「国歌を堂々と歌い、自分の国に誇りを持とう」という投稿を18日付「10代の声」で読みましたが、同感です。私の5歳上の姉も国歌は歌えません。
今考えると、あの先生にはいろいろご苦労があったのではないでしょうか。国歌を教えていただき、とても感謝しています。
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