「アンカー」親中派が多い米軍と安倍総理への誤解…日本の取るべき道は?

2013.10.10 Thursday 01:48
くっくり


青山繁晴
「これあの、僕の握り拳を、これたとえば魚釣島としますね。海上保安庁の、海上保安官がほんとに日夜寝ないで苦労をして、ここにいわば円を作って守ってるんですよ。ところが、この、円の外側にいるのが日本の船なんですよ、漁民の方々も含めた。円の内側にいるのが、中国の船なんですよ。島に近い方に中国の船がいるわけです」

岡安譲
「それを衛星で見ている…」

青山繁晴
「連日連夜これが繰り返されてるわけですよ。まことに奇妙なことだと(一同同意)。で、それは、たとえば世界の常識から見たら、海上保安庁は孤立して動いてて、その、海上自衛隊とも、そして、日米安保条約があるから米軍がいるのに、それとも情報共有しないで、動いてるから、憲法とかそういう問題だけじゃなくて、このバラバラで動いてることが問題じゃないかと。で、これは僕は正しい問題提起だと思うんですね。で、そして、たとえばですね、このリアリスト派の中で、あの、個人が分かることは絶対言えませんけれど、その艦隊司令部の中に、アメリカの沿岸警備隊から来てる人もたくさんいるんですよ。普通は戦争の時だけアメリカの沿岸警備隊は海軍の一部になると言われてますけど、そうじゃなくて日常的にそれをやってるんで、これは私たちにとって大事なアドバイスだと思うんですね。で、その上で、今回僕が、PACOMや艦隊司令部に行った大きな目的の一つはですね、えー、この中国の脅威について、議論をする、いち民間人ですから自由に議論をするだけじゃなくて、安倍政権に対する誤解があるとしたらそれを、ま、解くとまでは言えませんけど、民間人として自分の意見を言うために行ったんですね。そしたらですね、えー、実はアメリカ側の反応はこうでした」

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村西利恵
「リアリスト派によると、『中国と韓国の工作活動によって、国防総省もNSCも国務省も、安倍政権は過去の歴史を覆そうとする右翼だと見ている』」

青山繁晴
「はい。皆さん、これは、あの、一緒に考えたい、今日の最大の一つはですね、要するに今日、あの、コーナーの初めで言いましたが、僕自身も、それから申し訳ないけど、安倍総理も、それから今回非常に協力してくれた、小野寺防衛大臣も、実は甘いんじゃないかと思うんですよ。もう一回言いますよ、僕自身の反省を込めて。というのは、第2次安倍政権っていうのは日本版NSCをつくるとか、あるいは集団的自衛権の見直しに進んでいくとか、あるいは憲法改正も掲げているとか、つまり、鳩山政権の時代と違って、日米同盟は再強化されてると、いうイメージがあるじゃないですか。しかし現実には、アメリカ側はそのNSCに対する反応も含めてですね、要は安倍さんは右翼だと。そして、僕は民間人だからそれを言いますと。たとえば、あの、小野寺大臣がやっぱり僕の前に、その、PACOMも行ってるんですけど、そういう時にはこんな話は一切しない、そんな失礼なこと言えるわけない。ね。で、あなたを今回受け入れた理由の一つは、その、あなたから本当の日本を聞きたい。それから自分たちも本当のことを言いたい。もうアメリカの中では、右翼だと、いうことが定着してますよと言うわけです」

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