色覚検査中止で進路断念も…Tweetまとめ13.09.16〜13.09.30
2013.10.01 Tuesday 00:39
くっくり
なぜ検査を行うことが差別につながると考えるのでしょうか?
人生は長いのですから、本人が子供のうちに事実をちゃんと伝え、どういう色がどのように見えるかなどを認識させ、自衛策を取れるようにしてあげるべきだと私は思いますが。
もちろん子供は残酷ですから色覚異常の友達をからかったり、時にはいじめに発展するケースもあるかもしれませんが、それは他のいじめと同様、教師が指導して解決を図ればよいことです。
検査中止により進路選択の不利益を被る生徒が出ている問題の他に、別の問題も指摘されています。
この10年間で教職員の色覚異常に対する関心が薄れ、03年以降の新任教職員については知識が少ないそうです。
そのため、日本眼科医会側は「色覚異常の生徒に対する教育上の配慮や校内の色のバリアフリーの整備は置き去りにされている」と危惧しています(あなたの健康百科>医療ニュース2013年09月27日)。
「教育上の配慮」に関しては、上の朝日新聞の表にも産経新聞にも載っていますが、色覚異常の知識がない教師が、色の間違いをした子供に「ふざけてはだめ」と注意したそうです。
「校内の色のバリアフリー」については、「黒板の赤のチョークが見にくい」といったものの他に、校内の掲示物が読み取りにくい色使いになっていることなどが考えられます。
学校側がこんな状態では、逆に色覚異常の子への差別やいじめを助長することにつながるばかりか、その子の学校生活における安全をも危うくさせると思います。
現状では、保護者の同意があれば色覚検査はできますが、希望調査すら実施しない学校がほとんどだそうです。
日本眼科医会は、希望者は学校で検査できるよう国に求めることを決めたそうですが、昔のように強制に戻した方がよいのではないでしょうか。
程度の差はありますが、身体に障害を持って生まれてくる子は大勢います。
教師の役割は、障害を「隠す」のではなく、障害を理由に「差別してはいけない」と子供たちに教えることではないでしょうか。
もっと言えば、教師や学校がややこしいトラブルに巻き込まれたくないから、検査をなくすことで「見ないふり」して逃げているだけではないか、とすら感じます。
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